東アジアE-1選手権があったため、J1は2週ぶりの開催です。今日は2試合の開催ですが、ここでは味の素スタジアムの1戦を取り上げます。
FC東京。前節柏戦は、おおむね五分の戦い。0-1で敗戦とはなりましたが、決して悲観する内容ではなかったかと。週中の天皇杯・大分戦は前半のうちに先制し、2-0で勝利。中2日とはなりますが、一部の主力は東京に残し、比較的フレッシュな状況で戦いに挑めるでしょう。
加入即フィットした長倉が契約の関係で出場不可。前目のポジションはさてどういうスタメンを組んでくるか?と見ていましたが、最前線にマルセロ ヒアン、2列目に遠藤、佐藤、俵積田という選択になりました。恐らくヒアンの近くに佐藤、両サイドに遠藤と俵積田になろうかと思いますが、長倉が見せていた機を見たポジショニング、後方からのボール引き出しを佐藤が担うのか?それとも、特長を活かして縦の矢印を強くするのか?試合の入りに注目です。
また、柏戦ではキム スンギュ、アレクサンダー ショルツ、新加入の両外国人+森重で、後方からのビルドアップもかなり懐が深くなっていました。浦和がどの程度前線からプレスに来るかは蓋を開けてみて、ですが、ある程度ボールは握れるはず。高・橋本の両センターハーフが上手くコネクター役になれるかにも注目です。
浦和。クラブワールドカップはグループリーグ3戦全敗。悔しさを胸に秘めてのリーグ戦再開となります。
この間、小森を獲得。クラブワールドカップでは出場機会がありませんでしたが、今日はスタメンで起用されました。千葉時代のプレースタイルは不勉強であまり分かっていませんが、千葉時代は実質2年のプレーで36ゴール。ゴールシーンのハイライトを見る限りは、非常にポジショニングが巧みで、点の取れるところにいる、そんな印象です。
そんな小森にいいパスを供給したい2列目は、マテウス サヴィオ、渡邊、金子の3人。渡邊がある程度自由に動きながらスペースを作り、両翼でサヴィオが室屋を、金子が長友を1対1で制して、いいクロスを入れられるか。注目して見たいです。