続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

ファン感謝デー

 私がFC東京を応援し始めてからは、初めてのファン感謝デー。10時からスタートでしたが、バックヤードツアーの類はハナから諦めて、11時ちょい過ぎに到着。イベントとしては、スパ☆サカ「ボレーの虎」の最終盤(小倉の罰ゲームw)から見始めました。


F.C.TOKYO:『12番目の選手の日〜12月12日は味スタに集合!〜』を写真で振り返る1
F.C.TOKYO:『12番目の選手の日〜12月12日は味スタに集合!〜』を写真で振り返る2


 正直、どこまで盛り上がるのか心配していましたが、メチャクチャ面白かった!カスーラマッチは白熱しましたし、ゆってぃはドロンパの助けも借りて、かつ、恐らくゆってぃ史上最も「ホーム」な空気でやれたことで笑いを取れていましたし、トークショーでは司会の方が結構な失言(?)をかまして、それをゆってぃが慌ててフォローするという妙なやり取りが繰り広げられ、紅白戦では、最初は試合に注目していたのに、いつの間にか子ども監督(裏で糸を引く選手w)の一言集にスタンドは笑いの渦に。でも、こういう楽しい、選手の素の表情が見れる試合ってのは滅多にお目にかかれないので、貴重なものを目にしたかなぁと。
 その後、選手のプレゼント大放出があった後、プログラムには当初入っていなかった、退団選手の挨拶が行なわれました。当初は「そんな、急にやるほど急に退団が決まったわけでもないのにねぇ」などと言っていて、佐原、ブルーノはわずか2年間だったし、小山は1度も見ることができなかったし、ユースケは仕方ねぇなって思う部分がハナからあったし、モニの非継続についてはフロントへの怒りというか疑問符の方が強くて…って感じだったんですが、いざ挨拶が始まると、思いのほか寂しく、思いのほかしんみり。みんな言葉に詰まりやがるし、佐原やユースケは泣きそうだったし。このままだと、モニのところで私も耐え切れんな〜と思っていたら、モニは努めて明るく、努めて気持ちよくお別れをしようとしてさぁ。だから、私もこらえて笑顔でありがとうを言って終わり…じゃなかった。最後、5人に選手から花束を渡すシーンがありまして、モニに対してはナオが渡したんですけど、2番のユニフォームを着て、涙を流しながら渡してるじゃないですか。その姿がオーロラビジョンに映し出され、それを見た瞬間、涙腺崩壊。ともに2002年に加入し、酸いも甘いも噛み分けて、天国も地獄も経験してここまでやってきて、フジとサリの後をついで「新・東京のDNA」としてずっとずっと一緒に引っ張って行ってくれると私は思っていたし、きっと本人達も引っ張っていこうと思っていたはず。それが、まさかこのタイミングでお別れをしなければならなくなるだなんて…とナオも思っていたのかなぁ。まあ、その心うちは分かりませんが、ともかくあの涙を見せられて一気に惜別の念が、寂しさがこみ上げてきてしまったよ。


 佐原、ブルーノ、モニ。精神的に支柱足りえる彼らを一気に放出することが正解なのか、それは誰にも分かりません。しかし、もうこの事実を変えられることは、できないでしょう。であるならば、続投が決まった城福監督以下、残されたものが、去るものから託された思いを背負って、やるしかないでしょ。そういう意味では、ファンの目の前でお別れをしてくれたことには、本当に感謝してます。