続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その31 ボルトン−リバプール

 とりあえず日付が変わる前には寝たいスケジュールが待っていたので、アーセナルアストン・ヴィラという好カードは諦めてこちらを観戦。比較的古風なイングリッシュスタイルを苦手としている印象のあるリバプール(マン・Uやアーセナルの方がその印象が強いところですが)が、アウェイに乗り込んで勝ち点3を奪えるかに注目の集まる試合でした。
ボルトン 0−2 リバプール
スコア:28分 D・カイト(リバプール
     73分 S・ジェラード(リバプール


 時間帯によってはボルトンが押し気味に試合を進め、K・デイビスの競り合いの強さを生かして3度ほど決定機を掴む場面もありましたが、それでも終わってみればリバプールがしっかりと勝ちきって、今季は一味違うぞというところを示した試合だったかと。去年だったら、確実に追いつかれて引き分けという流れでしたから。まあ、ガードナーのヘタウマさに救われた面はありますけどね(笑)。ただ、4−2−3−1でロビー・キーンが1トップに入る形は、キーンが持つパーソナリティやスキル面(ポストプレーに長けている選手ではない)であったり、ボルトンペースの中、59分にF・トーレスが投入されて1トップに収まったらすぐにチャンスが来て流れを再び引き寄せたあたりを見ると、ちょっとオプションにはなりえないかなぁ?という印象は否めませんでしたけどね。キーンを使うなら、現状2トップの1角として使うべきでしょう。
 ボルトンはK・デイビスのワンマンショー。ことごとく後方からのフィードに対して競り勝ってましたからね。この日は周りの選手(特にエルマンデル)がセカンドボールへの予測・リアクション不足で点にはつながりませんでしたが、ここまでチームの戦術と合致した選手はいないですよ。相手を背負って飛ばずに競り勝てる芸当は、まさにプロフェッショナルです。