続々々・メガネのつぶやき

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J1第25節 多摩川クラシコ 私的見方

 柏、大宮相手に連勝を飾り、一時の勝てない時期を脱しつつある東京。なかなか達成できない「3連勝」をかけての相手は川崎、多摩川クラシコです。
 エルゴラを買いそびれたのでさっぱり情報のないスタメン予想ですが、以下の通りと見てます。

GK 塩田
DF 長友、佐原、茂庭、徳永
MF ブルーノ(浅利)、今野、梶山、
FW エメルソン(石川)、赤嶺、カボレ

 守備陣では佐原が出場停止明けで即スタメンでしょう。勝てば川崎と勝ち点差が2になり、その上のチームの結果如何では再びトップ3が見えてくる大事な試合ですし、もちろん古巣である川崎相手に期するところはあるでしょう。チョン・テセジュニーニョ、黒津(我那覇レナチーニョ)が形成する新3トップのパワー面を抑え込む役割となりますが、特にチョン・テセに前線で持たれてしまうと、その下の2人+V・ジュニオール、谷口、中村の中盤の選手にいいように飛び出されてしまって苦境に立たされるでしょうから、以下に潰せるかが大事になってくると思います。
 中盤は羽生が出場停止(じゃなくても足の具合が微妙ですが)。佐原が戻ってくるので今野が1つポジションを上げることは確定でしょうが、もう1枚を誰にするか。個人的には70分やれるコンディションさえ整っているのならばブルーノに期待したいところです。そして、理想は6/8ダービー@ナビスコの後半に見せたような形。あの時は梶山がアンカーのポジションに入り、その前にブルーノと羽生を置いて、梶山のゲームコントロール+ブルーノの飛び出しを活かす、かなり攻撃的に感じる術を取りましたが、梶山の守備の頑張りやブルーノの気の効いたポジショニング(+羽生の献身的な動き、運動量)が上手く噛み合わさって、非常にバランスのいい中盤が出来ていたように記憶しています。もちろん、ブルーノをアンカーに置いてバランスを取ってもらう形も可能でしょうし、今野をアンカーに置いて「専守防衛」に徹してもらって(イメージとしてはチェルシー時代のマケレレ)、梶山、ブルーノの攻撃面での良さを最大限に発揮させる形でもいいでしょう。とにかく、羽生がいない中で川崎の中盤と伍して戦うには、形はどうあれこの3人が適任だと思います。理想は70分までにリードしてブルーノ→浅利の交代を施し、試合のクローズに向かう形ですね。それと、大竹のスタメン起用を期待する方もいるかと思いますが、私はジョーカーとして残しておきたい派で、同点、あるいはリードされている場面で投入して流れを変えてもらう役目を担ってほしいところです。1発で流れを変えられるプレーを持ってますからね。
 前線はカボレの右ひざ靭帯の状態が思わしくないようで、使うとしても時間限定での起用がなされるとのこと。交代枠のことを考えればここは無理させずにベンチにおいて、鈴木か石川を頭から使う形も考えられますが、川崎の両SB(恐らく村上と山岸)の守備がさほどでもないことを考えれば、カボレにやれるところまでガンガンやってもらってあわよくば崩して得点を、という形も納得できるところ。また、前節今ひとつだったエメルソンではなく、好プレーを見せた石川を頭から使う選択肢も十分に考えられ、(ブルーノもそうですが)この人選はそれこそ今日の練習次第だと思うので、城福監督の決断を素直に待ちたいところです。
 明日は文化祭対応の出勤のため等々力には行けませんが、定時ですぐに上がってマッハで帰って、テレビの前で勝利の念を送りたいと思います。ただ、台風は大丈夫ですかね?行かれる方は十分にご注意ください。