続々々・メガネのつぶやき

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07−08 その9 プレミアリーグ トッテナム−アーセナル

 イングランド国内でも最も「熱い」部類に入るダービーマッチノースロンドンダービーです。開幕前は「躍進トッテナム、苦戦アーセナル」なんて声が聞かれていましたが…
 終ってみれば、3−1でアーセナルが見事なまでの逆転勝利。ただ、スコア以上に紙一重の試合でしたし、トッテナムとすれば、幾度となく訪れた2点目を奪うチャンス*1を生かせなかったのが痛すぎましたね。で、五分以上の展開だったのにこの結果となってしまったのは、字面以上にダメージが大きい気がします。これでチーム内外から「ヨル監督辞任(更迭)」と言う声がさらに高まってしまうことになりますが、上層部はどこまで我慢するのか。10/6のリバプール戦まで我慢してダメなら…というのが、通常考えられる流れだと思いますが、果たして。
 一方のアーセナルは暫定ながら首位浮上。アンリが抜けてどう変わるのかが注目されたシーズン立ち上がりですが、ここまでは「全体で戦うんだ」という意識の高さと「チャレンジする若手」の活躍、つまりは個と組織が上手く噛み合っている印象です。特にセスクはキャプテンシーと言うか、「俺が引っ張っていくんだ」という気概に満ち満ちていますね。決して層が厚いというわけではなく、このあとCLが始まった際にどうやりくりするのかという問題はありますが、この流れはしばらく続きそうな気はしますね。

*1:アーセナルに追いつかれるまでに、ベルバトフ2回にキーン1回、追いつかれてからのベント1回と、4度も超決定機を迎えるもモノに出来ず。