今日は重賞2レース。ですが、難しい。
福島11R ラジオNIKKEI賞(3歳限定G3 芝1800m)
◎ 09.ガルヴァニック
○ 05.エミーズスマイル
額面どおりに荒れてきた福島の芝。頻繁にかけるローラーの利を生かして内をついて伸びる、と言う馬(騎手)もほぼ見られないため、外を突いてしっかり伸びれる馬から入るのが正しそう。そうなると浮かんでくるのがガルヴァニック。前走は前に行った2頭が残るだろうという展開の中、鋭い脚を使っての差し切り勝ち。前走の不良馬場に対応出来たなら、やや荒れてきた福島の芝にも十分対応できるでしょうし、ハンデはまさかの53キロどまり。乗り替わりが中舘ってのはかなり嫌なんですが、それを差し引いても買いたい材料が揃ったこの馬から入ります。相手はエミーズスマイル。桜花賞は完全に力負けでしたが、時計がかかり始めた今の福島は合いそう。中山で2勝と器用さも見せていますし、前目で勝負したい馬の中からだとこの馬が一番妙味があると見ます。
さらに相手は、と行きたいところですが、買いたい馬が多すぎてどうしようかと。オッズを見た結果、この2頭軸の3連複が全て万馬券と言うことで、馬連1点と3連複総流しで。
買い目 馬連 05−09 1,000円 3連複2頭軸 05−09−総流し 各300円
函館11R 函館スプリントS(3歳上G3 芝1200m)
◎ 03.アンバージャック
○ 11.アドマイヤホクト
△ 09.ビーナスライン 08.ワイルドシャウト 04.サープラスシンガー 07.リキアイタイカン 15.タニノマティーニ
本命はアンバージャック。今年に入ってからは<1004>、しかも2ケタ着順が3回とかなりの不振をかこっていますが、条件が揃えば2走前ぐらい普通に走れる馬。馬柱を見る限り、今回は先行争いがそこまでは激しくならないでしょうし、斤量も減ってスタート上手な藤田が鞍上。主導権を奪ってインベタをかませれば、持ち時計から見ても後続を凌ぎきることは十分可能だと見ます。スプリント戦でアグネスラズベリより人気が無いのはちょっと信じられないくらいです。相手はアドマイヤホクト。前走は行きたいところをフサイチリシャールに絡まれ続け、しかも内枠で終始馬場の悪いところを走らされての惨敗で度外視できます。中間を見る限りダメージはなさそうですし、まだ馬場のいい函館ということでバクシンオー産駒にうってつけの舞台。斤量さらに減ってノリさんに手が戻って、しっかり巻き返せると見ます。
相手は5頭。ビーナスラインはヴィクトリアマイルが余計ですが、この舞台なら消すわけにはいかない1頭。ワイルドシャウトは1年以上の休み明けで、次のキーンランドCかな?という気もしますが、5番人気なら押さえておきましょう。サープラスシンガーはアドマイヤホクトと五分を張れる馬で逃げられれば。リキアイタイカン、タニノマティーニは「昔取った杵柄」に微かに期待。