続々々・メガネのつぶやき

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03/10/31 本日の一鞍

 本日の一鞍は、天皇賞・秋。オッズは3強。でも、あまのじゃくなワタクシは・・・

 

 

東京11R 天皇賞・秋

◎ 5.エフフォーリア

○ 13.ペルシアンナイト

▲ 16.ユーキャンスマイル

△ 10.カイザーミノル

× 1.コントレイル、9.グランアレグリア

 今の東京は欧州的な要素を求められる、ややタフな馬場状態。こうなると、3強で最も不利に感じられるのはグランアレグリア。3強の中では最もマイル寄りで、血統面も母系は完全に米国型。また、いわゆる3ハロンだけの瞬発力勝負とならない想定で、最後脚が止まる可能性は低くないと思っています。

 コントレイル。今のダービーを勝つような血統の牡馬は、古馬になってから成長力に欠くタイプばかり。そもそもダービーの内容も個人的にはエフフォーリアより見劣りする印象もあり、斤量58キロも未知数。さらに、本番はここではなくジャパンカップなのでは?という懸念も捨てきれず、こちらも伸びあぐねても驚かないところ。

 そして、エフフォーリア。父エピファネイア×母父ハーツクライ、母系はヒシアマゾンアドマイヤムーンを出した良牝系で、3強の中では最も馬力がある印象。また、今のコントレイルやグランアレグリアが3列目で脚を溜めて伸ばしたいのに対し、エフフォーリアは2列目にポジションを取れて、かつ、33秒台の脚を使えるタイプ。これは、かなり有利でしょう。積極的な競馬をして止まるなら本望。横山武Jには変に脚を溜めることだけはしてほしくないところです。

 

 で、コントレイル、グランアレグリアが見立て通り力を出し切れないとなった時の相手は、欧州型ミスプロ系の影響を受けた馬たち。

 ペルシアンナイトは父ハービンジャーで、父母父欧州型ミスプロ系。かつてはマイルGⅠで存在感を見せていたが、今はもはや2000mの馬。うまく脚が溜まれば楽しみあります。ユーキャンスマイルは父キングカメハメハで一昨年僅差の4着。こちらも末一手のタイプですが、タフな馬場の末脚比べは歓迎のクチ。カイザーミノルは父ロードカナロア。今開催産駒が芝マイル以上で絶好調。母系にFairy King、ミルリーフの血もあり、初の2000mで花開いても。