前節、ついに今季初黒星を喫した東京。仕切り直しの一戦、ホームに迎えるは、こちらも好調な大分。上位対決、勝ち点3を得たのは。
試合結果
J1 第14節 6/1 味スタ | ||||||
東京 | 3 | 1 | - | 0 | 1 | 大分 |
2 | - | 1 | ||||
30' 橋本 拳人 | 59' オナイウ 阿道 | |||||
39' 久保 建英 | ||||||
90+1' 久保 建英 |
東京
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | 林 彰弘 | 6.0 | 開始早々のピンチをセーブし、試合を作る。後半もオナイウのミドルシュートを1本セーブ。失点シーンは、ディフレクションもあって仕方なかったか。 |
DF | 室屋 成 | 6.5 | この日は右サイドでボールが進む場面も多く、積極的に敵陣でプレーしながら1アシスト。守備も変則的な相手の動きにきっちり対応した。 |
DF | 渡辺 剛 | 5.0 | 開始早々に失点に繋がりそうな判断ミス。その後も持ち味を出した部分とたどたどしい部分が同居し、不安定なままの90分だった。 |
DF | 森重 真人 | 5.5 | 浴びたシュートはわずかに3本。瞬間的にピンチになった(なりそうな)シーンは作られたが、チームメイトにも助けられ、無難に90分を終えた。 |
DF | 小川 諒也 | 5.5 | いつもとは異なり右で作って左に、なチーム戦術の中、フリーでボールを受けたシーンも少なくなかったが、クロスは実らず。 |
MF | 久保 建英 | 8.0 | 自陣でブロックを敷く大分相手に、ボールの中心となって受け、捌きながら、判断も良く2ゴール。入りの悪さもすぐに取り返し、王様たるプレーぶりだった。 |
MF | 高萩 洋次郎 | 5.5 | 目立つ部分は久保に任せ、自身はもう1つ手前でパスプレー。特に前半、相手を押し込む縁の下の力持ちとなっていた。 |
MF | 橋本 拳人 | 7.0 | 攻守両面でプレー選択に間違いがなく、迷いもなし。久々にゴールもゲットし、意気揚々と代表戦へ。 |
MF | 東 慶悟 | 6.5 | ちょっと褒めすぎかもしれないが、フリーランの質は今季最高レベル。ボールが来る・来ないに関わらず、相手の守備組織を壊そうとする意図は常に感じられた。 |
FW | ディエゴ オリヴェイラ | 6.0 | このところゴールは止まっているが、ゴール以外の仕事も常に全力でプレー。守備での貢献は、チームを助けた。 |
FW | 永井 謙佑 | 6.0 | ディエゴと連携し、チームプレッシングのスイッチ役を全う。シュートシーンに絡む場面は少なかったが、この日はタスクを完遂したと言っていい。 |
FW | ユ インス | 5.5 | 待望の今季J1初出場。永井の後を継いでプレッシングの手を緩めず、エネルギッシュにプレーした。 |
FW | 矢島 輝一 | 5.5 | ディエゴの後を継いでプレッシングと起点の役割を全う。ジャエルの怪我による出番の増加ではあるが、チャンスをものにしている。 |
FW | ナ サンホ | - | サイドの守備をケアしながら、カウンターシーンでしっかりと前へ詰めていった。 |
MG | 長谷川 健太 | 6.5 | 今季初黒星を引きずらず、積極的なゲームプランでホーム全勝を継続。見事なメンタリティを選手から引き出した。 |
大分
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | 高木 駿 | 5.5 | 失点シーンはいずれも仕方ないレベル。枠内シュートは多く浴びたがしっかりと止めていたし、攻撃でのスキルは普段どおり発揮していた。 |
DF | 鈴木 義宜 | 5.5 | シュートブロックリーグ№1は伊達ではないところを披露。今季初の複数失点を許したが、決して悪いプレーぶりではなかった。 |
DF | 岩田 智輝 | 5.5 | 攻めては右SB、守っては右ストッパーと異なる役割を任されているが、ポジショニングはこの日もスムーズ。ただ、攻撃で仕事をしたとは言えず。 |
DF | 庄司 朋乃也 | 5.5 | ビルドアップでは持ち味を出せていたが、守備で自サイドを制圧される。前からの守備がはまらなかった尻拭いをさせられた感はあるが、球際の強さはもう少し出したかったか。 |
MF | 島川 俊郎 | 5.5 | うまく長谷川と縦関係を保ちながら東京守備陣の網の目を狙い続けたが、結果に繋がるまでには至らず。 |
MF | 松本 怜 | 5.0 | 守備の立ち位置が前半から定まらず、久保にスペースを与えてしまった感も。攻撃でも効果的なプレーは1,2度で、及第点はつけづらい。 |
MF | 星 雄次 | 5.0 | 逆サイドほどではないが守備では待ちの場面が多く、攻撃でも開始早々の決定機をモノにできず、その後はほぼ沈黙した。 |
MF | 長谷川 雄治 | 5.5 | 5月に入ってJ1で出番を増やしているが、その理由が分かるような安定したプレーぶり。「大分式」のビルドアップに必要な人材。 |
FW | 藤本 憲明 | 5.0 | ボールがほとんど出てこず、仕事をしようにもできず。それでジタバタするような選手ではないし、プレーモデルでもないが、この日は存在感希薄のままだった。 |
FW | 小塚 和季 | 5.5 | 大分の全試合を見ているわけではないが、個人的はセンターハーフとしてもっとボールを触らせた方がいい印象。いささかもったいなさを感じた。 |
FW | オナイウ 阿道 | 5.5 | 前半は攻撃でも沈黙し、守備でもスイッチ役になれなかったが、後半は盛り返して1ゴール。沈んだまま終わらなかったところに成長を感じる。 |
MF | ティティパン | 4.5 | 投入直後からゲームに入れず、イエローを拝借したかと思えば、3失点目では痛恨のパスミス。苦い1試合となってしまった。 |
FW | 後藤 優介 | 5.0 | ティティパンと後藤の投入+システム変更で試合の流れは変わったが、彼自身はこれといった仕事を見せられず。 |
FW | 三竿 雄斗 | 5.5 | 短い時間の中で、できることはやっていた。 |
MG | 片野坂 知宏 | 5.5 | 前半は少し相手をリスペクトしすぎた印象もあるが、試合の中でしっかりと立て直し、盛り返した辺りはさすがだった。 |