J1、開幕です!(正しくは昨日ですが)。
さて今季ですが、何年か前にやった採点スタイルを復活させてみようかと。よそ様のチームの試合をどれだけ見られるかは分かりませんが、少なくともFC東京の試合はすべて、34試合このスタイルで評してみます。なお、マンオブザマッチは黄色く塗っています。
まあ、採点と短評に関しては賛否両論ありましょうが、それも含めてお楽しみいただけたらこれ幸いです。
さっそく、開幕戦・多摩川クラシコです。いやー、いいゲームでした。
試合結果
J1 第1節 2/23 等々力 | ||||||
川崎 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 東京 |
0 | - | 0 |
川崎
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | チョン ソンリョン | 6.0 | 大きなエラーはなし。最終ライン裏へのパスに対するリアクションも素早く、無失点も納得のパフォーマンス。 |
DF | マギーニョ | 5.0 | 立ち上がりから攻撃で小林と噛み合わず。守備でも監督の指示を遂行できず、早々の交替もやむなしか。 |
DF | 奈良 竜樹 | 6.0 | 「晒される守備」をすることが川崎のCBで、アグレッシブさが概ね良い方に出ていたし、ディエゴとのやりあいは見応えがあった。 |
DF | 谷口 彰悟 | 5.5 | パス出しも不安定ではないけれど安定しておらず、守備でも怪しい場面がいくつか。可もなく不可もなくだったか。 |
DF | 車屋 紳太郎 | 5.0 | 久保の対応に手を焼き、前半でイエロー。攻撃でもなかなか思うとおりのプレーができず、存在感は希薄だった。 |
MF | 守田 英正 | 6.0 | チーム最多の走行距離。守備で汗をかきながら、攻撃でも最終ラインに降りたり、ミドルゾーンで中継点となったり、今季もいい仕事をしそう。 |
MF | 大島 僚太 | 5.5 | チーム全体との絡みもあったが、低めで司るのか、高めで仕掛けるのか、前半はやや曖昧だったか。後半は敵陣でいやらしいプレー。 |
MF | 中村 憲剛 | 5.5 | 2列目ではなく3列目でのプレーが多く、機を見た縦パスはさすがの一言。一方、簡単なミスも見られ、及第点止まりだった。 |
MF | 家長 昭博 | 5.5 | 昨季、特に後半戦に醸し出していた「いないと困る」オーラは、この日感じられず。決定的なプレーは少なかった。 |
FW | レアンドロ ダミアン | 5.0 | ゼロックススーパーカップで見せたセンセーショナルさは、この日は影を潜めた。裏を取る場面がほぼなく、真に噛み合うまではまだかかるか。 |
FW | 小林 悠 | 6.5 | チーム最多のシュート7本。右サイドでもトップでも、周りを活かしながらゴールを狙う姿勢・スキルは見事。文字通り、足りないのはゴールだけだった。 |
DF | 馬渡 和彰 | 6.0 | 空回りしていた右サイドの攻撃を活性化。徳島(リカルド・ロドリゲス体制下)でボールゲームは経験済み。いい補強となりそう。 |
MF | 齊藤 学 | 5.5 | ポジショニング等で東京守備陣の幅を広げることには成功したが、そこまで。長い時間見てみたいが。 |
FW | 知念 慶 | - | 短い時間だったが、求められたプレーは見せられていた。ダミアンの壁は高いが、期待の持てるスタート。 |
監督 | 鬼木 達 | 6.0 | 選手交替でやることはやったし、風の影響に泣かされたところはあったが、特に悲観すべきところはなかった。 |
東京
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | 林 彰洋 | 7.5 | 際どいシュートをいくつも浴びたが、見事にシャットアウト。強風をもろともしない安定感は、見ていて安心感が凄かった。 |
DF | 室屋 成 | 5.5 | 守勢に回ることが多く、攻撃では持ち味を出し切れず。ただ、その守備では破綻をきたさず、いいカバーも見せていた。 |
DF | チャン ヒョンス | 5.5 | レアンドロ ダミアンとの空中戦は見応えがあり、伍して戦えていた。プラスアルファを出すには至らなかったが、今日はこれで十分か。 |
DF | 森重 真人 | 5.5 | ボール出し、持ち運びの部分で、昨季より意識を高く持ってプレーできていた印象。守備における、昨季終盤の軽さも見られなかった。 |
DF | 小川 諒也 | 5.5 | 太田を抑えてのスタメン起用に応えきった…とまでは言えず。しばらく、いい意味での競争に晒されるだろうが、もっとアピールしてほしい。 |
MF | 久保 建英 | 7.0 | 「抜擢」にほぼ満点回答。自陣に戻って車屋からボールを奪い、すぐにカウンターに走った場面は、思わず拍手してしまった。 |
MF | 高萩 洋次郎 | 6.0 | 立ち上がり15分はいたの?レベルだったが、徐々に存在感を高め、終わってみれば中盤をコンダクト。今季も頼りになる存在。 |
MF | 橋本 拳人 | 5.0 | 3列目からの飛び出しを自重し、自陣でのプレーを選択。これはチームオーダーだろうが、プレーは不安定。でも、この役割をこなしてもらわないと困る。 |
MF | 東 慶悟 | 6.0 | 今季も守備でも献身性は、監督の絶対の信頼を得られるはず。今季は、そこにどれだけ攻撃のプラスをもたらせるか。私は、期待したい。 |
FW | 永井 謙佑 | 5.5 | 63分で30スプリント。今季も一人違う世界。ただ、昨季より走るタイミングは整理されていて疲労感も少なく。もう少しプレーさせてもよかったか。 |
FW | ディエゴ オリヴェイラ | 5.5 | 味方からも敵からもターゲッティング。フィニッシャーとしては物足りず。この試合展開ではこれが精一杯…とは言いたくない。 |
FW | 田川 亨介 | 5.0 | 東京デビュー戦。堅さは見られなかったが、絶好機で空振り。また、プレスも指示の有無は不明だが勢いが足りず。 |
MF | 大森 晃太郎 | 5.0 | 守備の安定に、一定の寄与をしたが、そこまで。東、久保が監督の期待に応えただけに、ポジションを取るには違う何かが必要か。 |
FW | ナ サンホ | - | このプレータイムではさすがにまだ評価できず。ただ、3分+アディショナルタイムでスプリント7回。ここは期待していいか。 |
監督 | 長谷川 健太 | 6.0 | コテンパンにやられた前回のクラシコの悪夢は払拭。アウェイでも勝ち点1は悪くない結果。 |