◎ 11.リアルスティール
○ 08.モーリス
▲ 09.イスラボニータ
△ 07.サトノアラジン
× 01.クラレント
蓋を開けてみれば、何とびっくり12頭立て。こうなると「紛れ」は少なくなり、穴を狙うのはかなり無理があるのかなと。というわけで、だいぶ印はつまらない感じになりましたが、そこは馬券の買い方で少しひねるとして。
本命はリアルスティール。ここ最近の安田記念はサンデー系やキングマンボ系×スプリント血統がトレンド。15年2着ヴァンセンヌはディープ×ニホンピロウィナー、12,14年と2度大穴を開けたグランプリボスはサクラバクシンオー×サンデーサイレンス、13年ワンツーのロードカナロア、ショウナンマイティはそれぞれ父キングカメハメハ、マンハッタンカフェで母父はいずれもStorm Cat、といった具合。
リアルスティールはディープインパクト×Storm Catで、曾祖母は名マイラーのミエスク。ここまでどのレースでも大崩れしていませんが、個人的に思うここまでのベストレースはドゥラメンテに勝利した共同通信杯で、前走ドバイターフは相手に恵まれた(という評価が大勢な)中でしたが、圧巻の内容。全兄のラングレーも徐々にマイラーへとシフトしてますが、本質はスピード型で、母系のスピード色が加齢とともに出てくるとすれば、初マイルでこそ狙ってみたいところです。
1つ飛ばして3番手イスラボニータ。マイルは3戦していずれも3着内、東京は[4-1-3-1]と大得意の舞台ですが(唯一の着外は2400mのジャパンカップ)、東京マイルはなんと新馬戦以来。ここ2走は正直不満で、ここでも走れないようであれば衰えが・・・となりそうですが、逆にここは乾坤一擲の舞台。こちらも一発は十分にあるかと。
さて、モーリス。世界でもトップクラスのマイラーであると思いますが、昨年の安田記念を見てしまうと、左回りが今一つなのか58kgが堪えるのか分かりませんが、単勝1倍台でも仕方ない・・・とは思わないんですよね。また、鞍上を選ばない気性の良さがあるとは言え、複数の騎乗機会があった川田Jではなく、条件戦の際に1度だけ騎乗しただけのベリーJを選んだというのもなんだか嫌で。もちろん圧勝しても驚きませんが、勝ちを逃しても驚かないかなと。
押さえはディープ×Storm Catで京王杯最速の上がりを見せたサトノアラジンと、左回りは滅法走り、単騎逃げが見え見えとは言えペース次第では残り目もあるクラレントまで。さて馬券ですが、モーリス頭は買わない3連単で。あと、スケベ心丸出しでモーリスぶっ飛びパターンも。これはさすがにないと思いますが(苦笑)
3連単 ◎▲→○⇔◎▲△×
◎▲△→◎▲△→◎▲△×