続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

NHKマイルカップ

◎ 16.エイシンブルズアイ
○ 10.ミッキーアイル
▲ 07.ホウライアキコ
△ 15.アドマイヤビジン
× 04,05,08,09,12,14,17


 過去5年の傾向を見ると、血統面では「父か母父ヴァイスリージェント系」(昨年はワンツー)、「父が1200m戦に強い(G1を勝っているような)種牡馬」(サクラバクシンオータイキシャトルなど)、「スピード型サンデー系」(スズカフェニックスダイワメジャーフジキセキなど)、もしくは「母父サンデー」(ここ3年連続連対馬を出している)あたりが好走しています。ローテ的には「近2走で1800m以上の重賞を使っていた馬」が毎年1〜2頭馬券になっており、ここ2年はクラレント(15人気)、フラムドグロワール(8人気)と該当馬が連続して穴を開けています。中でも「前走皐月賞ではない1800m以上の重賞を使って、ここに直行」というローテの馬は、さらに期待値が上がります。
 これらを踏まえて、本命はエイシンブルズアイ。まず、今回のメンバーで「近2走1800m以上の重賞を使っている馬」はキングズオブザサン、ロサギガンティア、ショウナンワダチ、エイシンブルズアイの4頭のみで、そのうち「前走皐月賞ではない1800m以上の重賞」を使ってきているのはエイシンブルズアイのみ。血統はマル外らしく日本では馴染みのない父Belgravia×母父Siphonという血統。父はミスプロ系Mr.Greeleyの仔で、Mr.Greeley産駒はミスプロ系ながら芝短距離で勝ち上がっている馬も多く(グリーリーランドやミスパスカリなど)、母父は自身がドバイワールドカップ2着、自身の母父Itajaraはブラジル3冠馬と筋のある種牡馬で、一発のあるリボーの血も持っています。前走は初の1800mですがあわや勝利まであるレースを見せ、またマイルに戻るここは確実に前進が見込めるかなと。
 ミッキーアイルの注目はどんなレースをするか?だけ。逃げ切りが難しいこのレースで、それでも逃げるのか、ダンツキャンサーあたりにハナは譲るのか。さすがに力は一枚上だと思うので、浜中Jがどう捌くのか、見ものです。馬券的な理想は「逃げるけど最後つかまって…」ですが、果たして。ホウライアキコはここ3戦結果こそ出ていませんが、ハープスターレッドリヴェールと差のない競馬をしてきており、血統面もストームバード系×母父サンデーとこのレースでは強調できる構成。展開次第では一発があっていいかなと。アドマイヤビジンは当レースと相性抜群の父クロフネ。こちらもヌーヴォレコルトと差のない競馬をしており、差しがハマる展開なら。あとは手広く押さえます。

馬連 ◎−▲△
3連複 ◎−○−▲△×
3連単 ◎→○→▲△×