続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

函館2歳S

◎ 03.トーセンシルエット
○ 06.オールパーパス
▲ 09.ファイトバック
△ 15.クリスマス
△ 12.テルミドール
△ 16.ヴァイサーリッター
△ 02.マイネルディアベル
△ 10.マイネルフォルス


 一昨年は例外となりましたが、前走逃げて勝った(4コーナー先頭だった)馬よりも2〜5番手追走して上がり3位以内(できれば1位)で勝った馬の方が期待値の高いレース。また、当然ながら内枠の方が有利となる傾向があります。血統的には仕上がり早な米国ダート血統を父か母父に持っている馬が目立っている印象です。かつ、昨日の2歳未勝利戦は1着馬メイショウオウドウ×ゴールデンフェザント、2着馬がジャングルポケット×リアルシャダイ、3着がフレンチデピュティ×ジェネラスと、2000m戦と言われても納得するぐらいスタミナ型の決着となっていました。
 本命はトーセンシルエット。東京新馬の勝ち上がり組で、しかも1400m戦とここに全く直結しない感じはしますが、レースぶりはスッと4番手につけ、特に仕掛けられることもなく直線入り口で前を捕えると、そのまま後続を抑えて勝利という味のある内容はこのレースにつながるものだったと見ています。特に推したいのは血統面で、父トーセンダンスはより長い距離でも走れる(1200m戦としては)スタミナ型の馬で、母父スウェプトオーバーボードは父として8年3着アイアンデューク、9年2着キョウエイアシュラ、12年2着コスモシルバードとこのレースで3頭馬圏内に送り込んでいる御用達種牡馬。特にコスモシルバードはスウェプトオーバーボード×ダンスインザダークという血統で、トーセンダンスダンスインザダークは全兄弟と近似性バツグン。さらに母系を遡ればダイナフェザー、シャダイフェザーという昭和の名のある牝系で、こういったタイプは洋芝もこなせる馬が多く、さらに内枠。これで10人気なら狙ってみて損はないでしょう。
 対抗オールパーパスは開幕週ながら1分9秒台の時計で新馬勝ちし、レースぶりも番手で我慢し、直線で逃げ馬をきっちり差し切る好内容。ダイワメジャー×フレンチデピュティと1400、1600mでも十分なスタミナを内包している血統で、ここもクリスマスを目標に競馬できれば勝ち負けでしょう。ファイトバックも、内容は4番手からの差し切り、血統はアドマイヤジャパン×ナリタブライアンのスタミナ型と、傾向はオールパーパスと全く一緒。時計面で2秒近く差があるのでオールパーパスよりは下にせざるを得ませんが、好意差しがハマるならこちらも前進の目は大いにあるでしょう。△は前走の前半3ハロンが35秒0以下だった馬で、1頭ぐらいは残り目があるかな?という見立てです。マイネルの2頭は結構面白いと思いますけどねぇ。馬券は、ちょっと買い方複雑ですw


馬連BOX 03,06,09
ワイド 03−06,09
3連複F 06−03,09−02,03,09,10,12,15,16