続々々・メガネのつぶやき

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共同通信杯

 昨年はゴールドシップがここからさらなる飛躍を果たしたレース。過去の傾向を探ると…

1:連対は6番より内枠でないと厳しい
2:上がり33秒台〜34秒前半の脚を使った経験がある
3:人気薄はダートリーディング上位種牡馬の産駒

 1は過去5年で連対した10頭中9頭が6番以内。さらに、ふた桁馬番で3着内に入ったのは08年1着のショウナンアルバと11年3着のディープサウンドのみ。外枠の馬はよほどの実力があるか恵まれなければ厳しいです。そのため、どちらかと言えば内を立ち回れる先行有利で、差し馬の場合は33秒台〜34秒前半の速い上がりを使った経験が必須。1人気で凡走したダノンバラードサダムイダテンは過去最速上がり34秒7しかなかったですし、昨日芝1800mで1〜3着した馬は、いずれも前走上がり3位の脚を使っていた馬。差すならとにかく上がりの実績です。穴ではウォーエンブレムショウナンアルバ)、ゴールドアリュールタケミカヅチ、トップカミング)、ネオユニヴァース(ユニバーサルバンク)などダートリーディングで上位に顔を出す種牡馬の産駒が5人気以下でごっそりと好走。1つの狙い目と言えるでしょう。これらを踏まえて、最終決断は以下のとおり。

◎ 09.クロスボウ
○ 02.マンボネフュー
▲ 01.ラウンドワールド
△ 05.マイネルアウストロ
△ 07.ゴットフリート
△ 10.ケイアイチョウサン

 本命はクロスボウ。デビューから2戦とも中山の中距離を使われ、冬のパワー馬場にもかかわらずいずれも34秒5以内の速い上がりの脚を使っていました。そして、父は過去5年でタケミカヅチ、トップカミングと複数好走馬を出しているゴールドアリュールで、かつ、この2頭とも4コーナー9番手以下からレース上がり3位以内の脚を使って好走しており、血統の裏付けも十分。ゲートに難のある馬で、どうしても後ろからの競馬になってしまうところがウィークポイントではありますが、昨日の芝1800m戦は差し決着になっており、自分に徹してどこまでというレースでいいかと。はまれば頭までありますし、届かなければ枠の運と実力が足りなかったということで。
 対抗マンボネフュー、3番手ラウンドワールド新馬戦から崩れたのは1度だけで、その1度がゲートでの立ち振る舞いとレースに関係のない要因によるもの。ともに33秒台の上りを使った経験がありますし、有利な内枠を引いて凡走は考えづらいところ。優劣はつけづらいですが、血統的にダートっぽさをより持っているマンボネフューを上に取りました。押さえは逃げてどこまでのマイネルアウストロ、1800mも速い上がりにも対応できるゴッドフリート、過去2年連続で勝ち馬を出しているステイゴールド産駒のケイアイチョウサンまで。

馬連 09−01,02,05,07,10 各200円
3連単1着固定 09→01,02,05,07,10 各100円(計20点)