続々々・メガネのつぶやき

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京都牝馬S

 施行時期が繰り上がったおなじみの牝馬重賞です。過去の傾向を探ると…

1:勝ち馬は8番より内枠。その他も内枠有利。
2:距離短縮≧同距離>距離延長
3:リピーターレース
4:穴の狙いは前走条件戦

 1はもう書き飽きたところもありますが(苦笑)、先週の日経新春杯も1〜3着が馬番1〜3番。もう、何も言うまいという条件でしょう。2は前走愛知杯組が数多く出走しており、かつ好走もしていることで出ている条件ですが、距離延長で3着以内に入ったのは過去5年で2頭だけ。少なくとも、距離延長なら前走勝つなどの裏付けが必要でしょう。3はザレマヒカルアマランサスショウリュウムーン複数年連続で好走し、血統的にもダンスインザダーククロフネが違う産駒で複数年連続好走するなど、リピーター色の強いレースとなっています。4は過去5年中4年で1頭馬券になっており、その人気も9、7、9、2人気と穴目。そのうち3頭は前走勝利しており、一応の裏付けは欲しいかなと。ここまでをまとめると、以下のとおりとなります。

2に該当(=距離短縮)
 アカンサス、アスカトップレディ、エーシンメンフィス、シースナイプ
3に該当(=過去このレースで3着内or複数3着内がある種牡馬の産駒)
 レディアルバローザ(父キングカメハメハ)、アスカトップレディ(前年3着)、ベストクルーズ(父クロフネ)、エーシンリターンズ(父キングカメハメハ
4に該当(=前走条件戦。太字は前走勝利)
 サクラクローバーフラワーロック、ベストクルーズ、アンチュラス


 以上を踏まえて、最終決断は以下のとおり。

◎ 06.サクラクローバー
○ 04.ハナズゴール
▲ 07.アスカトップレディ
△ 08.エーシンメンフィス
× 01.アカンサス
× 12.アプリコットフィズ

 本命はサクラクローバー。前走市川Sは、内のタイトなところを通って抜け出すまでに一苦労し、しかもどう見ても外から来た馬の脚色が勝っていたように見えた残り100mぐらいからの粘りがものすごく、アタマ差粘り切って準オープン突破。33秒台の上りを求められるレースになるとキレ負けしますが、このレースは上りの速さをそれほど求められない傾向が出ていて、週中の雨・雪の影響も多少は残るでしょうから、そこはクリアできるかなと。1200m時代の市川S勝ち馬で、10年に7人気2着と激走したベストロケーションは父クロフネ×母父ノーザンテーストという血統でしたが、この馬は父サウスヴィグラス×母父ラムタラと似てるっちゃあ似てる構成。枠なりに内で我慢して、直線馬群がバラけたところでその穴を突くレースを希望したいです。
 対抗ハナズゴールは前走が圧巻の内容。持っている力はこのメンバーなら1枚上で、大外ぶん回しとかしない限りは凡走する画が浮かばないです。3番手アスカトップレディは昨年の3着馬。その3着は圧倒的に不利な外枠からのもので、昨年よりいい枠を引いた今年リピーターになる可能性は大いにあるかと。あとは前走ほど楽逃げはさせてもらえないでしょうが、馬場の恩恵に一番与れそうなエーシンメンフィス、内枠のフジキセキで、昨年の有馬記念エイシンフラッシュのような競馬が出来れば面白そうなアカンサス、そして、外枠から1頭拾うのであれば、前走スプリント戦を使われ前向きさが戻っているはずで、もともと世代上位の力を持っていたアプリコットフィズまで。レディアルバローザはこのレース2年連続負けており、いきなりここで走ることはちょっと想像しづらいのでバッサリで。ルメールへの乗り替わりは怖いですけど、ルメールで過剰に人気している気もしますし。馬券は以下のとおり。

馬連 06−04 500円  06−08 300円  06−07 100円
3連複F 06−04,07,08−01,04,07,08,12 各100円(計9点)
3連単F 04→06,07,08→01,06,07,08,12 各100円(計12点)