続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

京都金杯

 西の金杯京都金杯。過去の傾向を探ると…

1:圧倒的にひと桁馬番、内有利
2:前走連対している好調馬
3:前走から中5週以内
4:近走、1800m以上で先行レースを経験している

 1は3年前からAコースで開催されるようになってから、特に重視されるようになった要素。3年間9頭中ふた桁馬番だったのは12年3着のアスカトップレディのみで、11年は1〜6着を馬番1〜6番までの馬が占めるほどバイアスがかかることさえあります。今年も昨秋終盤がCコース→Aコースという馬場代わりなので、傾向は変わらないでしょう。2、3はリンクしている要素と言えますが、中山金杯以上に近走キッチリ走っている馬、12月に使われてきた馬しか走らないのがこのレース。なにせ、5年間15頭全てが前走から中5週以内で、しかも連対馬のどちらかは前走も連対しているほどですから。休み明けなのに、実績だけで人気している馬がいたらカモと言い切っていいでしょう。
 4は穴要素。12年に10人気3着だったアスカトップレディ、10年に13人気3着だったレインダンスはともに前走愛知杯で3コーナー3番手以内の積極的なレースをしていましたし、10年に5人気1着のライブコンサートも前走は鳴尾記念で3コーナー4番手の競馬をしていました。また、父はそれぞれアドマイヤボスダンスインザダークKingmamboと2000mぐらいでも問題ない血統。スローになるとこの要素は不発に終わる可能性も高いですが、内有利を各ジョッキーが意識しすぎてペースが締まれば、こういうタイプが台頭する芽もあるかなと。ここまでをまとめると、以下のとおりとなります。

2に該当(=前走連対)
 ショウリュウムーン、ヤマニンウイスカー、シャイニーホーク、サウンドオブハート、ニシノビークイック
3に該当しない(=前走から中6週以上)
 ダノンシャーク、エクスペディション、シャイニーホーク、エーシンリターンズ
4に該当する馬(=前走1800m以上で3コーナー4番手以内だった馬)
 ショウリュウムーン、ブリッツェン、エーシンリターンズ


 以上を踏まえた上で、最終決断はこちら。

◎ 08.ヤマニンウィスカー
○ 12.ブリッツェン
▲ 05.ダローネガ
△ 01.ダノンシャーク
△ 11.サウンドオブハート
△ 14.エーシンリターンズ
△ 03.トライアンフマーチ

 本命はヤマニンウィスカー。まあ、正直ここで本命にするのはヘタクソだと自覚していますが、内枠&前走連対&中5週以内なのがこの馬かショウリュウムーンしかおらず、昨年のショウリュウムーンは完全に「一叩きで×→乾坤一擲の○」というテレンコ馬と化していて、今回は×のパターン(なので消し)。となれば、残るのはこの馬しかいなかったという消極的本命です。とは言え、前走はオープン特別ながらG3級のメンバーがそこそこ揃った中で、早い時計が出るマイルへの対応力、先行した時の粘り強さは見せましたし、ほとんどの好走がこの時期に固まる冬馬。最近は先行させたらしぶとく追えている武豊Jへの手替わりも悪くありませんし、7、8番人気なら騙されてみてもいいかなと。対抗ブリッツェンは確か昨年も本命にした記憶がありますが、そのレースではシルポートのG1級のラップに潰されて9着に終わりました。しかし、長期の休みを挟んだここ2走は5、3着と悪くないレースが続き、キッチリとハナを取るレースも出来ています。1800mでの先行経験+距離短縮という穴要素の条件4に該当していますし、今年はシルポートがいないのでハナを叩くことも十分可能。枠の中外で対抗としましたが、ヤマニンウィスカーとダブル本命、という見立てで。
 あとは人気になっているダローネガダノンシャークサウンドオブハート、休み明け+外枠で普通は買えないところですが、穴要素の条件4に該当し、番手にキッチリ取り付ければこの枠も克服可能な(2、3番手に取り付けると見ている)エーシンリターンズ、インベタで穴を開けることが多い岩田Jがスルスルッと運んできても驚かないトライアンフマーチまで。ショウリュウムーンは上でも書いたとおり×のリズムなので消し。トーセンレーヴもダービー以降は○×のリズムが続いている中で今回は×の番、かつ大外枠の差しでほとんど(全く?)京都の経験がないビュイックJでは苦しいと見て消します。購入馬券は以下のとおり。

3連複1頭軸 08−01,03,05,11,12,14 各100円(計15点)
         12−01,03,05,08,11,14 各100円(計15点)