続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

フェブラリーS

◎ 11.ダノンカモン
○ 15.トランセンド
▲ 07.ヤマニンキングリー
△ 16.テスタマッタ
× 09.エスポワールシチー
× 10.ワンダーアキュート


 近年のフェブラリーSは「JCダートに出走した馬で当日4人気以内」だった馬が毎年複数馬券になっており、かつ回収率もプラス。JCダートの結果から距離短縮、芝スタートになること、馬場の軽重などを考慮して入れ替えを考えることが正解に近づくことなのかなと。
 というわけで、JCダートに出走した6頭の競馬になるでしょう。シルクフォーチュン南部杯では最後止まっており、あの時は距離延長馬1400m指向の馬でも脚が伸ばせる軽い馬場だったのに対し、今は昨日を見る限りそういったタイプでは確実に脚が止まるパワーのいる馬場なので自信の消し。グランプリボスは芝で頑張ってください。話し戻って、この6頭の中で一番強いのはトランセンドで疑いの余地はないでしょう。中央の競馬場では5連勝中。芝スタートで行き脚がつかずに逃げられない可能性はあると思いますが、外枠ならそうなった時に揉まれる心配がないですし、番手の競馬でも南部杯のように最後までしっかりと脚を伸ばせると思いますし、ケチのつけようがありません。
 ただ、単勝1倍台の馬をそのまま信頼するのは性質に合わないのでございまして、何か逆転する可能性を秘めた馬がいないかな?と考えた結果、ダノンカモンにそれを託してみたいなと。昨年フリオーソバーディバーディブライアンズタイム産駒が2頭好走しましたが、父ロベルト系なのは今回この馬とスマイルジャックの2頭だけ(母父まで広げればエスポワールシチーも該当)(スマイルジャックは何しにきたんだか分からないので(苦笑)勿論消します)。シンボリクリスエス産駒はダートならクラスが上がっても、というか上がってこそ真価を発揮して、サクセスブロッケンを取り上げるまでもなく芝指向が問われる馬場状態が大歓迎なタイプが多いので、阪神より東京が向くのは明白。距離短縮もプラス材料で、芝スタートも問題なし。前走は負けるべくして負けたとしかいいようがないレースになってしまいましたが、一叩きされて前走よりもう1列前のポジションを楽に取れそうなメンバー構成で、「惜敗続きの馬が1回複勝圏を外して巻き返す」ってのはよくあるパターン。福永Jも昨年(中央だけに限れば)初のリーディングを獲得しながらも、G1はジョワドヴィーヴルの1勝だけ。今年はすでに重賞3勝していますが、やはりG1タイトルは欲しいはずで、その乾坤一擲に期待します。
 3番手ヤマニンキングリーは芝重賞ウィナーなので言うまでもないですが、JCダート組では芝指向の馬場に変わって一番前進がありそうな馬。父であるアグネスデジタルがまさにそういったタイプでしたし、母系もアメリカの名牝系でG1でも走れるスケールは十分あり。芝時代を通しても初のマイル戦になる点が嫌で3番手にしましたが、グランプリボスより人気がないのは明らかな過小評価でしょう。4番手で7人気のテスタマッタもそう。ダートに限れば岩田Jとは5戦して全て複勝圏内と非常に手が合い、前走はスローに泣いただけ。掛かりやすいタイプだけに大外に入ったのは大きなマイナスで、その分評価を下げましたが、2年前に最強時のエスポワールシチーに唯一食らいついた脚がまだ衰えてないと判断するのなら、やはりこの人気は過小評価でしょう。JCダート2着のワンダーアキュートは芝スタートで4勝と条件好転も、コーナー4つの方が明らかにいいタイプ。和田Jも去年は東京で20走しかしておらず未勝利で、昨日も京都で乗っていた点はかなりマイナス印象。勝ち負けは厳しいと見ます。エスポワールシチー武豊Jへの手替わりだけで押さえた感じで、気持ちは消しに近いかな。逃げられなければどこにもいないでしょう。


 買い目  馬連 11−15
       ワイド 11,15−07,16
       3連単 11→15→07,09,10,16