続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

小倉大賞典

◎ 03.スマートギア
○ 09.エクスペディション
▲ 06.ガンダーラ
△ 01.ブロードストリート
△ 12.コスモファントム
△ 02.トップゾーン


 ここ5年の小倉記念は「前走本場コース(東京・中山・京都・阪神)の芝2000m以上を使われている馬」が毎年必ず馬券に絡み、しかもここ3年では前走二桁着順で6人気以下の馬が4頭も巻き返している穴レースです。そんな馬の中から、本場よりローカルで成績を上げるような血統を持つ馬を拾えるか、というレースなのかなと。
 本命はスマートギア。とにかく「広いコースで(主に)武豊Jが後ろで溜めに溜めて、最後確実に伸びてくるんだけど届かない」というレースばかりを続け、気が付けば09年5月以来勝ち鞍がないという状況。もちろんこの間重賞で2着2回3着3回と走ってはいますが、ここ3走の8,8,9着という数字や明け7歳という年齢から衰えが…と思われても仕方ないところはあります。ただ、2走前はメンバー3位の上がりを使い、前走は日経新春杯を使われて着順ほど悪い内容のレースではなく、叩き良化型の4戦目ということで上積みはまだあるはず。また、小倉は[0-2-1-0]と馬券圏内を外したことがなく、6走前には小倉記念で3着に入り、その時より斤量1キロ減となるのは魅力的。血統的にもこのレースと相性のいい欧州型ナスルーラ(母父パドスール)を持ち、マーベラスサンデーはローカルでランキングを上げる種牡馬でいい構成。兄のワンモアチャッターも小回り巧者でしたし、ここで思い出したように走ってもおかしくないかと。
 対抗エクスペディションは小倉で名を上げてきた馬。ここ2走で重賞でも十分通用するところは見せていながら斤量据え置きであれば、人気でもこの評価以下にはできないかなと。3番手ガンダーラは前走京都金杯で二桁着順に終わりましたが、シルポートがG1並のペースで飛ばし、結局差し馬天国となった展開を終始好位で追いかけてのものなので度外視可能。オペラハウス産駒はミヤビランベリでこのレース3着がありますし、距離も1800mなら対応可能。小倉も[2-1-0-2]と相性のいいコースですし、前走のキツイ競馬が眠れるスタミナを呼び起こしてくれているのなら、あっと驚く激走があっていいかと。あとは引き続き小回りの中距離戦なら外せないブロードストリートコスモファントム、2走前ぐらい走れば3着ぐらいはあっていいトップゾーンまで押さえます。ダノンスパシーバは正直よく分からない馬で、条件戦突破の連勝がいずれも京都内回りなので小回りへの対応は問題ないと思いますが、フレンチデピュティ×Mr.prospectorという米国ダート同士の血統ではちょっとローカル小回り中距離で好走というイメージが湧かないですし、今回はCコース替わりで内が有利では?という見立てもある印のつけ方をした中での大外で3人気なら消しに回るべきかなと。


 買い目 3連複F 03−06,09−01,02,06,09,12 各100円