続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

全レース複勝1点予想

 先週日曜日はこれを始めて初の大マイナス。阪神はボウズでしたから…。気を取り直して、気合を入れなおして今週こそ!


本命馬 理由
中山1R 04.ゴールドゲッター 先週の中山ダート1200mではヌレイエフ系、ロベルト系が目立ったが、少なくとも今日は不良馬場スタートで凍結防止剤の使用も無さそうなので終日道悪競馬が想定され、引き続き同じ傾向が見られるかなと。で、この馬はの父はヌレイエフ系でダート替わり特注のファスリエフ新馬戦は夏の札幌でここは休み明けになるが母父キングヘイローなのでポン駆けは利きそうだし、母系を遡れば米国ダートが並ぶので初ダートこそ狙い目かと。もう1頭のファスリエフ産駒トキノワイルドの方が人気になっているが、明らかにこちらの方が面白い。
中山2R 11.リワードパルファン 先週の中山ダート1800mは父サンデー系で近走上がり上位の脚を使っていた馬の好走が目立ったが、この馬は東京1300mながら2走前に上がり4位で2着という好走歴があり、父はサンデー系のタヤスツヨシ。母系にJava GoldやRound Tableという名前もあって距離延長に魅力を感じるし、前走着順がないこのメンバー構成なら変わり身あっていい。
中山3R 17.コスモアウリンコ 新馬戦は11着大敗も、一叩きされた前走は末脚勝負に徹して先行競馬の中0.6秒差4着と好走して変わり身を見せた。中山2000mは前走上がり上位馬がそのまま連続好走するパターンがあり、父ロージズインメイなので中山に替わること自体はプラスだし、母父Caerleonで道悪もこなせるはず。8枠はまだ開幕2週目の土曜日で明らかに不利なのは分かっているが、それを踏まえても10人気なら激走してくれるほうに賭けたい。
中山4R 11.ボンジュールエール 前走ダート替わりで2着と好走。その直線でのキレというよりはジリジリと、という印象の脚色とキングカメハメハ×コマンダーインチーフという血統から距離延長がさらにプラスに働くかなと。
中山5R 11.エイワイエミツ 新馬戦。父アドマイヤコジーン×母父トニービン×母母父シルバーシャークという血統。アドマイヤコジーン産駒は2歳戦から走れるスピード(と高齢になってもしぶとい成長力)があり、道悪もよく走る。また、先週の中山芝1600m戦(ターコイズS)では母父トニービンがワンツー、しかも14人気のマイネプリンセスが激走したので血統的にも今の馬場に向いているはず。全く人気がないので気楽に。
中山6R 09.パシフィスタ 新馬戦。父スウェプトオーバーボード×母父アグネスタキオン×母母父Crafty Prospector。スウェプトオーバーボードはご存知の通り2歳戦出走馬の単勝を全て買っても軽くプラスになり、新馬戦もよく走る快速種牡馬。さらに母父アグネスタキオン、母母父もミスプロ系で新馬から走れる素地は血統からかなり窺える。調教も坂路で本数を乗り込まれているし、9人気なら喜んで飛びついてみる。
中山7R 05.リンガスアクター ここ6戦連続して掲示板に乗り、あと何か一押しあれば…という状態。で、この6戦の中で馬券圏内突入は東京ダート1600mだった6走前だが、中身が濃かったのは今回と同じ中山ダート1800mだった5走前。道中はインに入れて、早めにマクっていく14-14-10-7という通過順で0.4秒差5着と健闘したが、このレースの1着馬は1000万下でも3着と走ったり、2、3、4、8、10、16着馬が500万下をすでに突破しているというハイレベルなレースで、そこでの5着は評価できる。同レースで先着しているメイショウドレイクが4人気なのに対してこちらはなんと13人気。これぞ「ザ・人気の盲点」。
中山8R 04.トレジャーバトル 前走はあまり見どころのないレースとなってしまったが、4、10走前には今回と同じ中山ダート2400mで3、2着があり、しかもそれはいずれも1000万下。ここは楽にハナを取れそうなメンバーだし、[0-0-0-3]の休み明けがどうかだけ。
中山9R 03.ビッグプレゼンター 前走は昇級初戦だったこともあってか追走にやや苦しみ、4コーナーはなぜか外を回して上がっていってそのまま流れて込んで9着という内容。さすがにいきなり1分8秒台の決着には対応できるわけがないし、この馬自身雪崩込みとはいえ1分10秒2とそれなりの時計は出せた。現状は父アグネスデジタル×母父Diktatという血統からも力のいる馬場が適条件だろうし、内枠でジッと先行してそのまま1分9秒代後半という競馬になれば可能性はある。
中山10R 13.ウインマリアベール 前走は昇級戦+休み明けだったので1.7秒差9着はやむなし。今回と同じ中山ダート1800mは[2-0-1-2]と相性のいいコースで、今回はハンデ戦で斤量1キロ減。父クロフネ、母父Alyderなので湿った馬場は後押しになるはずだし、外枠から楽に先行できれば。
中山11R 03.アウトクラトール ここ3戦芝1200mで使われて6、5、9着。しかし3走前は久々の芝で前残り競馬、2走前は外をまわる展開で届かず、前走は重賞でいきなりのシンガリ競馬とそれぞれ敗因ははっきりしている上に、ここ2走は上がり3位以内の脚を使っている前向きな面も見える。内枠を引いたのはいいし、急坂で前の馬の脚が止まって差し込める展開も想像でき、母父メジロライアンで渋るのもいいとなると、複勝14人気なら全力でしょう。
中山12R 07.ラークキャロル 1000万下へ昇級して2戦は末脚不発に終わっているが、前走は一気の距離短縮ながら上手く脚を溜めていい上がりを使えていた。当然ステイゴールド×トニービンという血統と[2-0-0-3]という中山芝2000mの実績からこの条件替わりはプラスだし、前走シュッとした脚を使った経験がここで活きれば。



本命馬 理由
阪神1R 02.ハリケーンミノル 阪神ダートは凍結防止剤を使用したようで、それで良馬場となればやはり狙いはパワー、スタミナタイプの血統。で、2歳戦なのでメンバーを見渡して、父サクラローレル×母父アジュディケーティングと単純に一番スタミナがありそうなこの馬をチョイス。阪神、良馬場に替われば差しも利きやすくなるし、叩き2戦目でレース慣れがあれば。
阪神2R 11.ヒミノオオワシ これが8戦目となるが、着順だけみれば一歩ずつ前進できている。内容も2走前は追っ付け通しながらインコースと上手く立ち回り上がり3位の脚を使って5着、前走はスタートで躓いて最高峰からとなり、展開も前が残ってしまった中で上がり4位の脚を使って4着と見どころが出てきた。父タニノギムレット×母父ティンバーカントリーなので距離延長は大歓迎だし、阪神替わりで差し脚が活きる展開になってくれれば。
阪神3R 03.スリーサンハーツ 前走は芝戻り+距離延長で額面どおり前進。本命にしていたので3着まできてくれれば…という結果ではあったが、それでも芝ではいい脚を使えることが改めて分かった。今回は外回りに替わるのでその末脚がさらに活きてくるはずだし、まだ芝のいい内を走れるのもいい。
阪神4R 05.ドラゴネッティ 3Rに続いてのハーツクライ産駒。新馬戦から2回続けて京都芝1600mを使われたが、ほぼ同タイム、同じ上がりの脚を使っていながら着順が良かったのは重馬場となった新馬戦の方。この戦績と父ハーツクライ×母父Be My Chiefという血統から距離延長でさらに前進してくれると想像できるし、前走着順の良い馬が揃った中で、向かなかった方の前走5着が人気落ちの要因となってくれているならオイシイ。
阪神5R 05.サラローサ 新馬戦。父アグネスタキオン×母父Seeking the Gold×母母父Nureyevという血統。ベタにマイル戦のタキオンという点もあるし、先週の阪神芝1600mで父か母父ミスプロ系が3頭、母父ヌレイエフ系が1頭いて血統構成もあっている印象。兄マジックアワーは新馬勝ち、姉ハギノルチェーレは2歳のうちに2勝と早くから走れる母系で、坂路でもそこそこ乗り込まれているのでいきなりから狙いたい。
阪神6R 06.ニコールバローズ 前走ファンタジーSではほとんどの馬が状態のいい外を回って伸びたのに対し、1頭だけ最内をついて伸びてきてあわやというシーンを作った。その競馬ができれば開幕2週目の阪神なら最後まで脚を伸ばせるはずだし、母父フレンチデピュティで1400mらしいダートっぽさも持っている。
阪神7R 08.フランキンセンス 前走はプラス22キロで+ハロンの距離延長を跳ね除けて16人気3着と大激走。この中間も最終追いは坂路でラスト1ハロンが最速の加速ラップを踏めたし、中央ではこれが初ダートとなるが当然地方でたくさんの経験があるので問題なし。元々順張り型のデュランダル産駒だし、そのデュランダル産駒における穴目は芝⇔ダート替わり。ここは絶好の条件かと。
阪神8R 07.エルチョコレート オープン2戦目でのクラス慣れが見込めるし、他の人気馬を前に見ながら勝負どころさえ間違わなければ。
阪神9R 06.ロードラテアート 前走は昇級初戦+休み明けながら0.8秒差4着とまずまずの内容。距離延長は問題ないし、ヨーイドンになっても引けを取らない。
阪神10R 02.ピースピース 末一手で展開待ちの馬ではあるが、前走のように馬場状態によっては32秒台の脚を使えるほどで、決してこのクラスでも見劣りしない。1400mは若干短い気もするが、同じ1400mなら急坂で負荷が掛かる阪神の方がいいし、とにかく道中は内でジッと脚を溜めて直線に賭ける競馬を。残り数少ない高橋亮Jの騎乗振りを堪能する会で(笑)
阪神11R 08.サクラロミオ こちらも末一手なので着順が上下するのは仕方のないこと。阪神2000mはこれまで2戦して4、5着とあと一歩の競馬ができていて、凍結防止剤の影響でよりパワーがいる状況で差しが届くシチュエーションになればサクラローレルの血が黙っちゃいない、はず。
阪神12R 05.プロスペラスマム かつては行かなければどうしようもないタイプだったが、ここ2走は道中控える競馬を見せ、前走はそれが奏功して4コーナー9番手から最速の上がりを使って差しきる味な競馬を見せた。これができるのならむしろ1400mへの距離延長、阪神替わりに魅力を感じるし、1000万下でもかつて3着があるなど形だけの再昇級ながら12人気と全く眼中にないのなら、逆に喜んで買いたい。


本命馬 理由
小倉1R 09.ケセラセラ 前走新馬戦は京都ダート1400mで二の脚の速さを生かして番手の競馬をするも直線入口でやや手応えが怪しくなり、そのまま後退して8着。しかし前に行ける脚は見て取れたし、不良馬場を経験しているのもここに活きそう。先週のダート1000mは距離短縮・サンデー系が目立っていたが、この馬は父ゴールドアリュールで距離短縮とともに該当。無理なく先行できれば。
小倉2R 02.ニシノブンブンマル 前走新馬戦は今回と同じダート1700mで、道中は行き脚がつかず後方から競馬をするも、3、4コーナーでラチ沿いを取ってスッとまくれるところを見せ、最後は上がり2位の脚を使って0.9秒差6着とマズマズの内容。先週のダート1700mは脚抜きのいい馬場だったせいか上がり5位以内の馬ばかりというキレを求められる馬場で、今週も週中に雨があり週末も晴れ間は期待できない道悪競馬となるため傾向はさほど変わらないはず。1回経験したことでもう少し前で競馬できるようなら初戦で見せた脚がさらに活きる。
小倉3R 07.ポケットピース 前走新馬戦は京都芝1600mで、スタートからややおっつけて先団に取り付き、前が残る展開の助けもありながらしぶとく4着と好走。ジャングルポケット産駒らしく4コーナーで手応えが怪しくなりならがらもスタミナだけで最後までしぶとく粘っていたので距離延長は問題ないし、小倉芝の道悪は(に限らずですけど特に)ダート要素が求められることが多く、母父フジキセキ×母母父Storm Bird×母母母父Alyderという母系のダート色はここでは大きなプラスかと。
小倉4R 02.エキナシア 500万クラス昇級後はいずれも勝ち馬から1秒以上差をつけられる競馬が続いているが、2走前は新潟ダート1200mで前半3ハロン34秒2という締まったペースで逃げた馬の番手を追走し、逃げ切ったその馬以外は差し馬が上位に顔を並べるレースで5着と踏ん張れていたので、全く通用しないとは思わない。今回と同じダート小倉1000mは未勝利時代に59.1秒での2着があり、再度の距離短縮でそれだけ走れればここでも。
小倉5R 10.エーシンテュポーン 中央に限ればここ3戦後方のまま終了というレースが続いているが、4走前は今回と同じ小倉ダート1700mで、前がガリガリやりあって差し有利の展開になったとはいえ上がり最速の脚を使って3着と好走している。先週はロベルト系×米国(ダート)血統がよく走っていて、道悪で傾向が変わらないとすれば血統が後押ししてくれる素地はある。
小倉6R 08.ワイキキブリーズ 前走はスローの逃げが打てた展開利があったとはいえ、休み明け+前走から斤量3キロ増+初距離という条件の中で勝ち馬から0.7秒差4着と好走。ここも十分ハナを取りきれるメンバーで、父フレンチデピュティ×母父ノーザンテーストという血統からは時計勝負に対応できるかは未知数も、道悪になってさらに良くなる可能性も感じる。番手でも前に行ければ。
小倉7R 05.アグネスフリーダム ここ3走はいずれも新潟ダート1800mを使われ3、2、8着。一番よかった2走前は良馬場で、テンの3ハロンは遅くはないラップながら道中で一旦ガクッとペースが落ち、3コーナーからまたペースが上がるという実に前残りな展開の中、1頭だけ4コーナー11番手からいい脚を使って2着に持ってくるという好内容だった。過去には今回と同じ小倉ダート2400mで3回走っていずれも馬券圏内までは届いていないが、その時よりパワーアップしている今なら十分見直せる。
小倉8R 10.アイアンラチェット これで7戦連続小倉芝1200mでの競馬となるが、前走は約8ヶ月ぶりでプラス体重と明らかに叩き台と思える1戦ながら0.3秒差4着と踏ん張った。どちらかといえば時計が掛かった方がいいタイプで、母父Theatrical×母母父Storm Birdなので馬場が渋るのはプラスだし、叩き2戦目で息が仕上がっていれば普通に走るかと。
小倉9R 04.シルクリンカーン 連続しての本命となるが、その前走は4コーナーで不利を受けた馬の二次被害で大きく外に振られる展開なので結果は度外視可能。小倉は初めてとなるが、4走前に函館1700mで最速の上がりを使って2着という競馬があるので小回りの対応は可能。小頭数で先団を見ながら無理なく脚を溜めて、その脚を上手く使えれば。
小倉10R 11.オレンジティアラ 馬場が内でまだ粘れるのか、外差しの傾向が見られるのか、どうなっているか読めないが、ここは前者に決め打ちしてこの馬から。ここ2走は全く見るところのないレースになってしまったが、使い減りしやすいのか休み明けから走れて徐々にパフォーマンスが落ちていくタイプの休み明け4、5走目だったので度外視可能。ここは休み明けで[1-0-2-1]という小倉替わり。同型はいるがいずれも自身より外枠なのでなんとか主張しきれるはずだし、そうなればしぶとい。
小倉11R 06.トップゾーン ステイゴールドは今年に入っての小倉2000mリーディング種牡馬。母父アーミジャーは小倉2000mにピッタリの欧州型ナスルーラ系。前走はスローの上がり勝負、しかも久々の後方待機で最速の上がりを使って2着と収穫のある内容。元々小回りで早めに進出してのスタミナ勝負はもってこいの馬だし、相手強化でさらにそれが問われるようなら血統面での後押しもある。
小倉12R 09.トーセンケイトゥー 9Rシルクリンカーンに続いて連続本命。前走は開幕週の最内枠を引きながら4コーナーでは大外を回るという若干理解しがたい競馬で差し届かず4着に終わったが、その時より内が荒れて差しがさらに嵌りやすい馬場になっていると考えれば、悪くない予行練習とも言えるかなと。叩き3走目のここは決めてほしいところ。