続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

菊花賞

◎ 14.オルフェーブル
○ 01.トーセンラー
▲ 18.ショウナンマイティ
△ 16.ダノンマックイン
× 02,04,05,08,10,13,17


 ここ3年の菊花賞人気薄好走馬はある程度傾向が出ていて、それが「米国の血を持つ、(ダートでも走れる)スタミナ血統」+「夏にローカルで古馬混合1000万下以上のレースで好走」というもの。ビートブラックスリーロールスはともに母父ブライアンズタイム(父はそれぞれミスキャスト、ダンスインザダーク)で夏に古馬混合で好走していますし、ビッグウィーク、オウケンブルースリフローテーションも母系はダート色が強い血統構成でした。
 で、とりあえずオルフェーブルは敬意を表しての◎。3歳に入ってから直線平坦でのみ苦杯を喫していることを考えれば京都がベストのコースではないはずで、外枠・折り合いの不安は幾ばくか首をもたげますが、しかし基礎能力は他馬より一枚も二枚も上。3着を外すことは考えづらいです。ただ、頭固定で買えるかというと先ほどの不安に付け入る隙があり、そこをつけるのはどの馬か?という点を考えた結果、○から△までの3頭がその候補となりました。
 筆頭候補はトーセンラー。母父Lyciusが距離延長に不安さを残させると評価する人もいますが、前走を見てそれは完全に払拭。むしろ、母母父Sadler's Wellsの良さをディープが引き出し、そこにダート要素であるLyciusが加わって…と見れば適性合致。きさらぎ賞好走馬は菊花賞で!という点もありますし(フローテーションなど)、前走で内を器用に立ち回れることを証明できたので、この枠から大仕事をする可能性は十分アリかと。ショウナンマイティはいろいろなところで母父Storm Catが嫌われていますが、母父としてはファレノプシスメイショウボーラーなど大レースでも強いところを見せており、母父に入って距離適性を下げるわけでもないので個人的には全く気にしていません。それ以上に母系としての米国要素は非常に好感が持て、菊花賞に強いリボーのクロス(Alleredの3×4)も持っておて一発の要素を秘めています。2走前には札幌でまくりを打って準オープンを難なく突破できていますし、前走は武豊Jが初騎乗で脚を測る面が多分にあった雰囲気なので度外視可能。坂の下りでエンジンをかけられる京都はあっているはずで、後方から腹を据えて追い込みに賭けて…というレースが嵌ることに期待。ダノンマックインは父ハーツクライに母母父リアルシャダイとスタミナ満点で、母がダートで3勝、4代母以降はアメリカンとダート風味もあります。ここ2走古馬との条件戦で先行して後ろを凌ぎきる渋い競馬を見せており、間違いなく先行する中では一番期待値が高い馬でしょう。
 馬券はオルフェーブルが圧倒的に勝つ、あるいは3着に落っこちた時にその他3頭が上手く絡んでくれる期待を込めての馬連ボックスと、○から△が勝ち切り、オルフェーブルが2着どまりという3連単を。×は3連単3着でのみ。


 買い目 馬連ボックス 01,14,16,18 オルフェ絡み500円、その他300円
       3連単F 01,16,18→14→01,02,04,05,08,10,13,16,17,18 各100円(計27点