続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

バンクーバー五輪9日目雑感

 まずは訂正を。8日目雑感としてスキージャンプラージヒルについて書きましたが、正しくは8日目は予選のみで、決勝は9日目に行われました。よって、8日目の方は抹消線で取り消し、内容をそのまま9日目に載せます。失礼しました。
 まずはそのスキージャンプラージヒル。金メダルはシモン・アマン(スイス)。ソルトレークシティ五輪に続くノーマルヒルラージヒルの2冠を達成し、個人で4つの金メダルを獲得するのは史上初だそうで。内容も、決勝の4本いずれもが最長不倒のジャンプで、新記録を達成できたのも納得できるものでした。また、銀メダルがアダム・マリシュポーランド)、銅メダルがグレゴア・シュリーレンツァウアーオーストリア)と、ノーマルヒルと待ったく同じポディウムとなりましたね。日本勢は葛西紀明が8位入賞。1本目は不本意なジャンプでしたが、ゲートが下がった2本目に一気に記録を伸ばせたのは収穫。ノーマルヒルの時もそうでしたが、多少でもK点付近で微弱でもいいので向かい風が来ればきっちりそれを掴んで距離は伸ばせているので、団体戦でも期待したいところです。伊東大貴も1本目は30位タイとギリギリの通過でしたが、2本目でしっかりと挽回できていたので、まずまず。ただ、竹内択栃本翔平が今大会全くいいジャンプが出来ていないのは心配。1発にかけての岡部孝信起用はあるんでしょうか?


 この日じっくり見たのはこれだけでした(苦笑) そのほかは簡単に。スキークロスカントリー・男子複合の成瀬野生は39位。前半クラシカルで大きく後れを取ったようですが、後半のフリーで徐々に巻き返し、この種目で過去日本勢最上位だった蛯沢さんの41位を上回る結果でのフィニッシュとなりました。
 スピードスケート・男子1500mは杉森輝大が26位、土井槙悟が30位と揮わず。杉森はもう少しやれてもおかしくないんですけどね。そして、圧倒的な金メダル候補だったシャニー・デービス(アメリカ)がマルク・タイテルト(オランダ)に敗れる波乱も。負けるなら銅メダルだったホーベルト・ボッコ(ノルウェー)かカナダ勢だと思っていたので、ちょっとビックリです。ショートトラック・女子1500mは貞包紘子が予選2位、準決勝4位で9−12位の順位決定戦まで進み、結果12位。桜井美馬小沢美夏が予選で敗れたなか、よく頑張ったと思います。桜井、小沢はもっとも得意と言われる1000mでの奮起に期待ですね。