続々々・メガネのつぶやき

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スポーツナビ|試合速報/詳報|日本 対 ベネズエラ−キリンチャレンジカップ2010−

 まあ、オフ明け初戦ですから、全体をどうこう言うのは難しいです。明らかにというほどではなかったですけど、コンディションにも個人個人で差があったように感じましたし。そのなかで、ベネズエラが頭からお尻までしっかりと組織的にガツガツ来てくれた、じゃないな、ガツガツ守ってくれたことはある意味で想定外。おかげで、しっかりとした「テストマッチ」になったので。
 というわけで、私は個人についていくつか。好感度が高かったのは小笠原、憲剛、中澤、平山かな。小笠原は頻繁はポジションチェンジや前線へのフリーランなど運動量が豊富で、1発のテクニックも存分に見せてくれたかと。予想以上にしっかりと声を出してコミュニケーションしてましたしね。しばし代表に呼ばなれかった事はあくまで偶発的なものですけど、結果的にそれが小笠原の「代表へのモチベーション」を言葉に表させるところまで高めたのであれば、本人にとっても代表にとっても、決して無駄な時間じゃなかったのかなと。俊輔が低空飛行から戻る気配がなく、本田や大久保、ナオも俊輔的な代役としてはタイプが違う中、小笠原のカムバックは非常に有意義なものになると感じました。憲剛は、憲剛(と小笠原)が下がった後に中盤センターで全くボールが保持できなくなった事からも、その存在感の高さを改めて感じたところ。後ろ向きにボールを受けながらも1トラップでターンして前を向ける技術は、ホントすごいですよ。ちびっ子、しっかり見て真似してみそ!中澤は昨年後半、代表でもマリノスでも劣化というとちょっと言い過ぎですが、何かピリッとしないパフォーマンスが続いていたような印象を受けていましたが、そんなネガティブイメージが全て吹っ飛ぶパフォーマンス。もちろん、ベネズエラが攻撃面では今ひとつだった(アランゴとかいなかったし)面はありますけど、ミスらしいミスがひとつもなく、当たり負けもしてませんでしたから。この調子でよろしくお願いします。
 そして平山。まあ、若干の身びいきは含まれていると思っていただいて結構ですけど、投入された直後に、明らかに空気が変わりましたからね。最終的には、チームとしてまだどう平山を生かすのか、あるいは、平山がどう生かしてほしいのかという共通理解がはかられていない感丸出しになっちゃいましたけど、私はこれで生き残り確定と断言したいです。今の代表においては明らかに異質なキャラクターかも知れませんが、そういう存在がいないとつまんないし。ついでに青赤サイドバックについても書きますけど、正直「5.0」だったかなぁ?運動量がどうとか、動き方がどうとか言う以前に、ボールが全く足についてなかった気がするので。まあ、次です、次。
 土曜日は、味スタに見に行ってきます。平山がもっと長い時間使われる、あるいはナオに出番が回ってくる事に期待したいなぁ。