続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

シーズンも、終わりが近づいてますねぇ

 って感じのニュースが多くなってまいりました。


千葉J2降格、イレブン号泣/J1−サッカーニュース:nikkansports.com
 時々、下位に沈むチームの姿を見て自虐的に「いっそJ2に落ちて、やり直したほうがいいよ」みたいな意見を見ることがあります。でも、私はこの意見には断固反対で、それは「J1にいるからこそ『やり直せる幅』が出るわけで、(全国的に見て)お金も、人気も、露出も減るJ2に落ちてやり直せることは、実はあまりにも少ないのでは?」という見方をしてるから。現に、1年でJ1復帰を成し遂げたチームは少なく、昨日昇格が決まったセレッソが4年、仙台は7年かかってようやくJ1に戻ってこれた、それぐらい厳しい状況が待ち構えているわけですから。
 厳しく言えば、昨オフのやり方がこの結果を生んだと言えなくもありません。もっと言えば、イビチャ・オシム氏を代表に引き抜かれた時から歯車が狂い始めたとも。でも、そんなのは他サポの人が言うまでもなく、千葉サポが一番分かっているでしょう。悔しい、歯痒い、腹立たしい思いをしてきた部分もたくさんあるでしょう。でも、それらをギリギリのところで押し殺して(押し殺しすぎじゃね?と思う時もあるが)、最後まで残留を信じて応援してくれた、そんなサポの「涙の訴え」をクラブがどう受け止めて、どう昇華させるのか。冒頭でも書いたとおり、落ちたことでやり直すことがいいとは思いません。けれど実際に、結果として落ちてしまったことを「転機」として使わない手はありません。個人的には、これを機に「古河」を全て取っ払って、「ジェフユナイテッド」として立ち上がれたら最高かな、と思います。


仙台 サポーターから知らされた7季ぶりJ1(サッカー)−スポニチ Sponichi Annex ニュース
C大阪は4季ぶり復活!乾4発で導いた!(サッカー)−スポニチ Sponichi Annex ニュース
 まずは、おめでとうございます。開幕直後は不安定な時期もあったようですが(特に仙台)、終わってみればこの2チームはちょっとレベルが1つ違ったような印象です。仙台については、私が東北地方出身であること、しかも手倉森誠監督が(もちろん双子である浩コーチも)同郷であるということで、来季は東京以外のチームでは一番応援したいなぁと思っております。ただ、この後(水曜日草津に勝てば)天皇杯でぶつかるはずで、その時は当たり前ですけど容赦しませんよ(笑)
 セレッソについては、仙台より短い期間での昇格ながら、「ようやくかぁ」という印象が強いです。なんでなのかは知りませんが。そして、西澤が引退ですか。5年前の最終節、東京が長居に乗り込んで終了間際の今野のゴールでセレッソから優勝と1億6千万をもぎ取ってしまったあの試合、私も長居に行って現地で見てたんですが、とにかくあの試合は「悪ノリ大好き」な東京サポ気質全開の試合で、とにかくいろんないじりをしていた記憶があります。で、その中で一番いじられていたのが西澤でした。「アキ〜、こっち向いて〜」とか、「アキ〜、オレだよ、オレ〜」とか、「襟がカッコいい〜(カッコ悪い〜)」とか、「その髪形ないわ〜」とか、とにかくいろんな人がいろんないじりをして、試合中だったにもかかわらずケラケラ笑っていたイメージがあります。って話はちょっと脱線しましたが、何が言いたいかというと、西澤は「愛され人」だったということ。森島さんとのコンビで一世を風靡し、クラブでも代表でも印象に残るプレーを見せてくれたことをみんなが知ってるからこそのいじりだったわけで(悪意のこもったいじりをした人は誰もいなかった)、そんな特異なキャラクターを持つ選手がまた一人いなくなるのは、本当に寂しい限りです。そして、今はただただお疲れ様でしたという言葉をかけさせていただきたいと思います。