続々々・メガネのつぶやき

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驚きの移籍2題

ドイツから帰ってきた男 菊地直哉が大分移籍(サッカー)−スポニチ Sponichi Annex ニュース
出番激減の李忠成 柏→広島“超〜電撃移籍”(サッカー)−スポニチ Sponichi Annex ニュース


 菊池は件の事件で受けた「日本での」1年間の選手登録停止処分がすでに終了していて、その点での障害はないところ。ただ、菊地の犯した罪はもちろん許されることではなく、道義的に世間への汚名返上が難しい類の犯罪で、大小問わず嫌悪感を示すファンは当然いるでしょう。けれど、各方面から向けられる厳しい、刺さる目線を甘んじて受け入れて、それでもなお前を向いて真摯に大分のためにプレーをするという決意があるならば、その頑張りを見てみたい気はします。まあ、「日本協会とJリーグへの登録手続きが終われば、最短で29日のFC東京戦から出場が可能となる」らしいですが、当代随一の「悪ノリ野郎」が揃った東京ファンにくそみそにいじられる(強烈なブーイング込み)覚悟がおありであれば、受けて立ちますよ(笑)
 そして、李忠成。確かに3試合連続ベンチ外、しかもスタメンを任されているのが特別指定選手=大学生なわけですから、忸怩たる思いは相当あったとは思いますが、このタイミングで移籍ですか…と一瞬思いましたが、今季というよりは昨季終盤からすでにスランプのようなものに陥っていて、そこに怪我なども重なって、バイオリズム的には非常に良くなかったので、本人にとってはその流れを変えるという意味では悪くないところ。また、広島からすればある程度走れて、ファイトできて、裏も取れて、シャドーとの絡み方も知っていて(柏では李1トップ、下にフランサやポポってのがままあったし、その逆=シャドーもできる)、槇野や柏木らと「おふざけ」もできるパーソナリティを持っている李の獲得はかなり大きな戦力地積み増しになりましたし、柏としても現状戦力外の選手である程度のお金が手に入った(はず)ということを踏まえれば、驚きはありますけど、アリかナシかでいえば「アリ」な移籍かと。東京に来てても…面白かったかもね。