続々々・メガネのつぶやき

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Jリーグディビジョン1 第18節 大宮0−3東京 レビュー

 まあ、1日経って録画も見ましたが

中2日−中2日で体力的に厳しい東京が、パスミス(というか動き直し、ボールをもらう動きの少なさ)で自らリズムを失いかけるものの前半最後の平山のゴールで事なきを得て、後半はしっかりと守備のブロックを作り、チャレンジ&カバーを絶え間なくやり続けているうちに(ついに)セットプレーでゴールをゲットし、最後は選手交代でバランスを保ちつつも「とどめ」をさして終了。

 という「何だ、普通に強いじゃん(笑)」という感じのゲーム運びでの勝利。これで公式戦8連勝。この程度で「勝者のメンタリティーが…」と言うことはできませんが、少なくとも「勝ち癖」はついているのは間違いないですかね。
 しかし、大宮のセットプレーの守備の仕方は…緩かったなぁ(苦笑) FK時はマンツーマン、CK時はゾーンという形だったと思いますが、後半2点目が入るまでにあった3つのCK全てで、ゾーンの外から飛び込んでくるブルーノを誰一人見れてませんでしたからね。しかも、ファーサイドに蹴られると、みんなボールウォッチャーになって簡単に相手に触られちゃうし。マトの高さが、とばかり言われますが、あとは高さがそうない(CB富田以外は全員180cm以下)ためにゾーンを組んでいるんだと思いますが、あれじゃあねぇ…と言わざるを得ない守り方でしたね。セットプレーから点が取れないことで有名(?)なウチに取られるくらいですし(笑) おまけに1点目も、マトが平山に外されたまでは仕方ないとしても、その後の波戸の応対が拙いの一言。大宮は「守備は最近しっかりしていた(橋本)」のでどういう試合になるか。口では「まあ、ここは軽く捻ってもらって次の広島と川崎に…」などと言いつつ、内心は「ガッチリ守られてカウンターが怖いぞ」と思っていて、実際前半はショートカウンターが嵌りかけそうな内容だったわけですが、終わってみれば繰り返しになりますけど「普通に強かった」試合を見せてくれて、ホント頼もしいヤツラになってくれたもんだ!とにやけまくりの帰宅路でした。
 しかし、ユースケだけは…。あの時間帯での投入はFWとしては難しいと言うか、役割が曖昧になりがちなのは鑑みるけど、それにしたって何もできない、何もしようとしないのはなぁ。木曜日に赤嶺について長々と書きましたけど、それは赤嶺には期待できる何かがあって、今を突き破って出てきて欲しいからがゆえに厳しく書いたもの。今のユースケには、高い壁を突き破って出てこようという意識がプレーから感じられないのが、歯痒く、もどかしく、じれったく、そして腹立たしい。