続々々・メガネのつぶやき

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移籍マーケット、最新の動き(7/16)

 この日はフィリピ・メーロフィオレンティーナユベントス)、マクスウェルインテルバルセロナ)、バリー・ファーガソン(レンジャーズ→バーミンガム)、ルシオバイエルンインテル)、スチュワート・ダウニングミドルズブラアストン・ヴィラ)と注目すべき移籍が多いですね。
 メーロはちょっと時間がかかりましたが、当初から言われていたとおり「マルキオンニ+金銭」で決着を見ました。ユベントスとすれば、ジエゴが来て4−4−2(中盤ダイヤモンド型)へシフトすることがほぼ決まりの中、1ボランチというかアンカー(イタリア風に言えばレジスタ?)としてフィオレンティーナで大活躍を見せたメーロはこれ以上ない人材でしょうから、素晴らしい補強をしたと言えるかと。マルキオンニも恩師・プランデッリ監督の下へ戻る上に、4−3−3のサイドアタッカーとして出番は増えそうなので、これはウインウインの移籍でしょう。マクスウェルはサントンが台頭してきてから完全にモウリーニョ監督の構想外となり、恐らくアビダルのバックアッパーを欲していたバルセロナとの利害が一致したんじゃないでしょうか。ほぼレンジャーズ一筋だったファーガソンが移籍したのは驚きましたが、昨シーズンは怪我もあって出場機会を減らしていましたし、規律違反で代表を永久追放となるなど苦しい状況に立たされていたので、心機一転という意味では理解できる移籍ですかね。
 ルシオはさらに驚きましたが、どうやらファン・ハール新監督の構想外となったとか、移籍してきたブラーフハイトやユースから昇格したバトシュトゥバーがかなりファン・ハール監督の信頼を得ているなんて話もあって、バイエルンとしても売り時と判断したんでしょう。インテルとしても、31歳という年齢さえ目をつぶれば(と言っても衰えは見られませんけどね)、コルドバ、サムエル、キブと合わせた4枚から贅沢にチョイスできる形になるいい補強ですしね。ダウニングはミドルズブラが降格したことでどこが釣り上げるか注目されていましたが、結局ヴィラでした。怪我をしていて開幕には間に合わないという話もあるので多少マイナス面もありますが、それでも代表クラスの選手ですから、怪我が治ってくれば必ず主力でやってくれるはず。アグボンラホール、A・ヤングにおんぶに抱っこだったサイドプレーヤーの補強と言う面で見ても、ヴィラにとっては抜群の補強といっていいかと。