続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

走りを追求した“夢の時代”は終わったのか? F1分裂危機の背景にあるもの

 なんか機構側とチーム側が揉めていることは知ってましたが、こういうことだったんですねぇ。
熱烈なファンではないことを承知ではっきり言わせてもらえば、今のF1は面白くない。制約・規制・ルール改正の連発により、あろうことが「見せる側」が「見る側」の視野を狭めている・視界をブレさせているようにしか思えないですし*1、マシンセッティングの部分も、かつてのような「思案めぐらす開発競争」から、単なる「現行ルールへの適応競争」に変わったことで、小さくまとまってしまった感じもありますし。
 そんな個人的な印象はともかく、仮にこのまま分裂となると、FIAとしてはビッグメーカーを失う、FOTAとしては運営母体を失うというバッドエンドになってしまうのが目に見えています。どこかで折り合いがつかないものか、ファンの端くれとしては祈る部分もありますが、果たして…。

*1:一見さんがとっかかりづらい複雑なルールや、そのルールも毎年変わることで、前年からの継続したドラマを見出しづらいように感じる。