続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

FUJI XEROX SUPER CUP 鹿島3−0G大阪

 国立まで見に行ってきましたが、鹿島の圧勝でしたね。というよりは、G大阪が悪すぎた。加地の怪我もあって、山口、中澤、高木の3バックで臨みましたが、3バックの両脇のスペースをこれでもかと言うくらい突かれてしまいてんやわんや。慣れないシステムだったこともあるでしょうが、前半の間に少しも修正できなかったのは、正直言ってガッカリです。後半右SBに橋本、左SBに安田を下げて4バックにしてからはバランスを取り戻しましたが、鹿島の勤勉かつ的確なプレスの前に決定機を作ること止まり。不安だけを残して開幕を迎えることになりそうです。
 逆に鹿島は文句のつけようがないところ。攻めてはガンバの3バックの穴を見つけたとたん、これでもかと言うぐらい突きまくって瓦解させましたし、マルキーニョスが相変わらずスーパーでした。守っても4バックは非常に堅固でしたし、DF−MFの2ラインのバランスもいいですし、特に前線からのプレスを最後までサボることがなかったのがすごい。普通3−0になって80分ぐらいになれば、「もういいか」という気持ちが芽生えて不思議ないんですが、それが全くなかったですからね。憎たらしいほどのパフォーマンスで、こちらも好調が伝えられる浦和との開幕戦は、(悔しいけれど)相当楽しみです。