続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その48 ハンブルガーSV−バイエルン・ミュンヘン

 日本代表の試合の最中でしたが、すでに3−0と大勢決した感じだったので、こちらを見てました。ブンデスリーガの後半戦スタートの試合です。
ハンブルガーSV 1−0 バイエルン・ミュンヘン
スコア:44分 M・ペトリッチ(ハンブルガーSV)


 バイエルンはこれで今季3敗目。その内2敗を見届けることになるとは。決して、バイエルンが負けた試合を選んでバイエルンTV@GAORAを見ているわけじゃないですからね(苦笑)。
 それはともかく、この日のバイエルンは「中盤の守備がスカスカ」&「決定力不足」という完全負けパターンなしあいになってしまいました。守備については、ハンブルクがピトロイパ、トロホウスキの両サイドハーフがきっちりとワイドに張った形に対し、バイエルンの両サイドハーフのリベリ、シュバインシュタイガーが戻ってケアしなかったことでサイドバックと1対1になってしまうシーンが続出。そこでの個人での勝負で負けてしまいクロスを上げられてしまうシーンが多かったですし、そこをヘルプするためにファン・ボメルがサイドにヘルプに行けば、トップ下のゲレーロがスカスカになったバイタルエリアでしっかりとボールを受け、ペトリッチの裏へ抜ける動きに対し適切なスルーパスを容易に通される始末(その逆もあり)。最後までどこをボールの取りどころにするかはっきりしないまま90分が過ぎてしまった印象で、よく1失点で住んだなぁと言うのが正直なところです。
 個人で言えば、デミチェリスの出来があまりにも酷く、ゼ・ロベルトも、攻撃では気が利いてるんですけど、この日は守備になると途端に気が利かない人になっちゃってましたし(苦笑)。あと、レンジングはこれからの選手だということを承知の上で一言いいますが、フィスティングがあまりに弱すぎますね。今のGKはキャッチも大事ですが、強烈なブレ球をどううまくフィスティングできるかというのは、実は大事な要素かと。これからですけど、ここはしっかりと練習してほしいと感じました。
 一方の攻撃は、トニとクローゼ頼むよ!でファイナルアンサー。チャンスを作れていることは評価すべきですが、これほど外されてしまってはねぇ。ただ、レルのオーバーラップのタイミングはすごく良かったかなぁと。