続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

天皇杯準々決勝 東京2−1清水 私的雑感

 いやぁ、これで11年ぶりのベスト4(もちろん東京ガス時代)だそうで。めでたいなぁ。
 ただ、試合は若干どころじゃない冷や汗ものの展開(もちろん前半のこと)。決して東京にまったくチャンスが無かったわけではないですが、攻撃の流動性という点では雲泥の差だったかと。清水は、岡崎・原の2トップへがロングボールや縦パスをことごとく収め、そこに兵頭、枝村、山本が素早くフォローに入ってプレスがかかる前にボールを運ぶことができていた印象。佐原のあのハンドは「なんでやねん!?」と言うほかなく、高木のPKも完璧だったので仕方ないとしても、よく1失点で済んだなぁと。
 でも、後半になるとガラッと流れが一変。そして、5分間で逆転。いやぁ、サッカーってのは分からないものです。もちろん、長友がようやく攻撃に絡んだとか、鈴木が強気に勝負を仕掛けたといったアグレッシブさがもたらした電光石火の逆転劇だと思いますし、前半の単発(に見えた)攻撃の中に反撃の糸口があったのかもしれませんが、開始5分(もっと言えば2分)で2点ですからねぇ。しかも、その後パッタリと清水の流動性が失われたわけですから、分からないものです。
 何はともあれ、ベスト4。初の元旦決勝まであと1つ。ACLまであと2つ。もうここまできたら、行っちゃってもいいじゃない!!!