続々々・メガネのつぶやき

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愛しさと、切なさと、心強さと

中日スポーツ:リチェーリ「来季も日本で」 東京は来季契約更新せず:365日FC東京(CHUNICHI Web)
エメルソン選手 契約満了のお知らせ
城福 浩監督 来期続投のお知らせ

 見出しはなんとなくふっと頭をよぎったので書いてみました。
 リチェに関しては正式なリリースではないですが、まあそういうことなんでしょう。スピードに乗ったときのドリブルには相当怖さを感じましたけど、ついぞ東京でも山形でも定位置を得るまでには至りませんでした。ドリブル中にボール踏んずけたり、切り返しのフェイントで滑って転んだり、シュートがあさっての方向にしか飛ばなかったり、でもどこか憎めなくて、ついつい応援したくなるオーラというか雰囲気をかもし出していたリチェ。金額次第でしょうけど、J2ならばこれまでのJでの経験、日本での経験を生かして十分やれると思うので、どこかに拾われることを願っています。
 エメルソンに関しては、ある日を境に一気に出場機会が限られるようになり、先発で出ても早い時間に1枚目の交代として代えられてしまう試合が続いていました。千葉戦の帰りのバス車内で相方や友達と「来季いないかもねぇ…」なんて言ってましたが、まさか現実のものになるとは。運動量が豊富で、少ないスペースを探してボールを受ける能力に関しては、私は羽生の次ぐらいに長けていると思っていて、そういうタイプの選手が羽生とエメぐらいな印象があって(良い時の石川や大竹もそうかな)。こういうタイプの選手を複数抱えていることの強みって結構大きいのかなぁと思いつつも、あくまでファーストチョイスは羽生で、3枠しかない外国人選手をセカンドチョイスとして持っておくことが正しいことかといわれると、悩むところ。こればっかりは城福監督とフロントが相談して「いらない」という結論に達したわけですから、外野がどうこう言うべき話ではないのかもしれませんが、ケリーとプレーがダブる部分もあったエメと1年でお別れをしなければいけない、ちょっと切ない契約満了のニュースです。
 城福監督の続投は当然のニュース。今年何ができて、何ができなかったのか。どこが通用して、どこが通用しなかったのか。2年目となる城福監督には、その部分の検証と、検証結果を次に生かす仕事が待っています。(まだ終わっていませんが)今シーズンは一からチームを作り直す作業に追われ、6位という結果はある意味で望外な結果といっていいものでした。ただ、そんな状況で6位に入ったことで、来シーズンは更なる高みを求められることになります。周りの「基準」が高くなります。その中で、どれだけのサッカーを見せてくれるのか。選手補強含め、今から楽しみで仕方ないです。まだ、今シーズンは終わってないけどね!!!