続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その20 フランクフルト−レヴァークーゼン

 ちょっと興味のあったレヴァークーゼンの試合が再放送されていたので観戦。10/18のゲームでした。
フランクフルト 0−2 レヴァークーゼン
スコア:  8分 P・ヘルメスレヴァークーゼン
     61分 A・E・ビダルレヴァークーゼン


 レヴァークーゼンの何に興味があるかというと、若くして代表経験のある選手が非常に多い点。この日のスタメンの平均年齢が約23歳、(間違っていたら申し訳ありませんが)この日のスタメンでA代表経験があるのがGKアドラー、DFカストロ、M・フリードリヒ、カドレツ、MFロルフェスビダル、FWヘルメスキースリンクと8人もいて(MFレナト・アウグストはU−20ブラジル代表)、さらにベンチや怪我で離脱中の選手の中にもDFシンケイビッツ、MFバルネッタ、シュナイダー、FWゲカスと良いメンバーが名を連ねていて、前々から興味があった次第。
 で、ようやく試合を見ることができましたが、この試合に限っていえばフランクフルトの拙攻に助けられた部分があって、スコアほどの実力差は感じられませんでした。ただ、中盤は非常に見どころがあって、中盤の底でゲームをコントロールするロルフェスと非常に機動力のあるレナト・アウグスト、ビダルの噛み合せはなかなかのもの。ここに怪我からバルネッタやシュナイダーが戻ってくるとなるとかなり魅力的に感じます。また、ヘルメスキースリンクの2トップは、高さも去ることながらそれなりにスピードがあることで長短のパスに対応できる器用さがあって、僅差の時はショートパス主体に崩す、相手がリスク覚悟で前に来ればロングパスで裏へ走らせるという使い分けができるのは大きな武器ですね。守備陣は今ひとつサイド攻撃への対応が弱いなぁという印象で、この試合含めて8試合で11失点というのもなんとなく分かる気がしますが、それを補って余りあるだけの攻撃力があるわけですから、このやり方で私は間違っていないと思います。
 一方、フランクフルトはこれで3分け4敗といまだ勝ちなし。試合全体で見れば「まだ勝ちがない?そんなバカな。」という風に見え、何かきっかけさえ掴めばポンポン勝ち出すように思いますが、逆に言えばこういう「内容的に中途半端にやれている」状態って実は大きく何かを変えることは難しく、フンケル監督がどう舵を切っていくのかによっては、このまま沈んでしまう可能性も秘めているかと。