続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その4 トッテナム−サンダランド

 今季こそビッグ4の一角を崩さんとするトッテナム。ホームで今季初勝利なるか。
トッテナム 1−2 サンダランド
スコア:55分 K・リチャードソン(サンダランド)
     73分 J・ジーナス(トッテナム
     83分 D・シセ(サンダランド)


 結果だけ見ればアップセットなのかもしれませんが、内容を見ればサンダランドの勝利は順当だったかなぁと。守っては1失点こそ喫したものの、ノスワーシーを中心としたDFライン+GKが最後まで集中力を切らすことなくトッテナムの強力な攻撃陣のアタックをはね返し続け、攻めてはここぞと言うチャンスのシーンをしっかりとモノにして2得点。リードの組み立て・散らしも良かったですし、リチャードソンのミドルシュートも見事でしたし、2点目のマーフィーのクロスの精度、シセのマークのはずし方も見事の一言。初戦リバプールに負けはしたものの結構前向きに捉えられるサッカーをしていましたが、トッテナム相手にもこうやってしぶとく勝ち(勝ち点)を拾っていけるようなら、今季の台風の目になれる気もします。
 一方のトッテナム。まず取り上げるべきはベルバトフがベンチにも入らなかったことでしょう。開幕戦もベンチスタートでしたが、ベンチからも外れたということは移籍が決定的なことを示していると考えなければいけないわけで、残念で仕方ないですね。で、この日はベントの1トップでスタートしましたが、これは良くなかったですね。トップ下に入ったベントリーも本来はサイドのプレーヤーであって、実際のプレーもサイドに流れ気味でしたが、こうなることでベントが完全に孤立してしまって攻撃の厚みを出せていませんでした。途中でドス・サントスがはいって2トップ気味になってからの攻撃はだいぶスムーズになったと思いますが、そうなるとレノン、ベントリー、ベイルの誰かをベンチに下げるしかなく、それはそれでもったいない気もします。ファンデ・ラモス監督が第3節以降どういう形を選択してくるか楽しみではありますね。ただ、連敗スタートはいただけない…。