続々々・メガネのつぶやき

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08−09 その3 マンチェスター・U−ニューカッスル

 チャンピオンの今季初戦は、昨シーズン2試合で11−1とカモ中のカモにしたニューカッスル。幸先いいスタートは切れたのか。
マンチェスター・U 1−1 ニューカッスル
スコア:22分 O・マルティンスニューカッスル
     24分 D・フレッチャー(マンチェスター・U)


 マン・U目線で見れば「2点目を取りきれなかった試合」。ロナウドが足首の手術でしばらくダメ、テベスが身内の不幸で不在、サハ、パク・チソン、ナニもコンディション不良で使えず、ルーニーのパートナーに新鋭のキャンベル(昨年レンタル先のハル・シティで15点取ったそうですが)を使わざるを得ない状況。キャンベルは自分のリズムでボールを扱えれば怖さを持っている選手でしたが、オフ・ザ・ボールの動きを見てしまうとテベスの不在を嘆きたくなるのはしょうがないところですし、後半はルーニー一人だけが頑張っていた印象すらありましたからね。ファーガソン監督がポストワーカータイプのベルバトフ(セカンドターゲットはサンタ・クルスだそうで)を欲しがるのも頷けました。果たしてあと2週間のうちに動きがあるのか。ファンデ・ラモス監督がベルバトフをスタメンから外した点をどう見るか、ですね。
 一方、ニューカッスル目線で見れば「1失点で凌ぎきった試合」。ターゲットにしていたコロッチーニをいつの間にか獲得していたのには驚きでしたが、テイラーとのコンビネーション、あるいは自身のコンディション(移籍の絡みで前所属のデポルティーボ、そしてニューカッスルいずれのキャンプにも参加してないとか)に不安を垣間見せるシーンはなかったに等しい上々の内容。エンゾグビアのサイドバック起用は今季もギャンブル的要素である点は不安点として挙げられますが、この日のCBコンビにファイ、カサッパが加わってくれば(もちろんGKギブンの活躍も必須ですが)、昨年のように無為に失点を重ねることは減る気がしました。攻撃陣はこれまた移籍組のホナス・グティエレスが目立ちましたが、全体的には前線での収まりどころがなくやや単調な印象。この辺はオーウェン、ヴィドゥカ、スミスのコンディション待ちですね。