続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第18節 京都1−1東京 私的雑感

 「ボールは回せるけど、効果的なシュートが少ない」という、ポゼッションサッカー最大の弱み、欠点をこのところさらけ出してしまっている東京ですが、この日もご多分に漏れず。一気に暑くなってきた中で運動量が低下してしまうのは仕方ないでしょうが、問題なのは、「単純なミスが多いこと」と「相手の2ライン(MFとDFのライン)の間でプレーできる選手の欠如」なのかなぁと。
 一つ目。今年は狭いエリアの中でポンポンとつないでいくサッカーをやっているので、少しのパスやトラップのズレ、軽いプレーが即ボールロストにつながり、まずい形でのカウンターを浴びることとなってしまうわけで。この暑い最中ではありますが、個々がどれだけ集中力を保って凡ミスを減らしていけるか、としか言いようがありません。なかでも、梶山は特にこの点を強く意識して欲しい限り。この試合でも軽すぎるプレーからいくつかカウンターを浴びる失態を演じてしまいましたが、一番ボールをキープしている時間が長い(と思われる)梶山が軽いプレーに終始してしまうと、チーム全体の前への推進力が減退してしまうんでね。もっとも、このところの疲労感を考えると、代役の不在を嘆きたくなるし、北京なんか行かずにリフレッシュしてほしいんですけどね…。
 二つ目。中断期間のナビスコ辺りから、いわゆる「トップ下」については平山がその責を担っている形になっていて、当初はかなり効果的だったと思うんですが、ここに来て完全に行き詰っている、威力がなくなってしまっているというのが素直な感想。この点については、水曜か木曜にまたダラダラと自問してみようかと思っていますが(今野のときのように)、平山を今のまま使い続けるのは、ちょっと怖い気がしています。