続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

ナビスコカップグループリーグ第6節 東京ダービー Vol3 私的見方

 そんな味スタ芝問題とは無縁の、国立での今年3度目のダービーマッチ。これまで2度も負けられない戦いではありましたが、今回は輪をかけて負けられない1戦。というのも、ご存知のとおり予選通過を果たすためには(計算上引き分けでもいけないことはないんですが)勝つしかないわけで、勝ったとしても大分との得失点差の争いになる可能性もあるという五分五分の状態であるため。しかも、ベルディがすでにグループリーグ通過の可能性が無く、しかもディエゴが一時帰国し(ご家族の事情だそうで)、土屋が出場停止(これは大きい)という状況であることを考えれば、なおのこと負けるわけにはいきません。
 とりあえず注目は、梶山が戻ってきたことで中盤をどう構成するのかという点。正直ここ2試合浅利が任されてきた仕事をそのまま梶山に任せるのは無理。絶対無理。ただ、浅利、梶山、ブルーノの3ボランチになると、エメ、石川、羽生の一人があふれてしまって、もったいない感満載。と考えれば、エルゴラの予想スタメンにもあった「羽生、梶山、ブルーノの3ボランチにエメ、石川の2シャドー+カボレ」という風になるのも頷けますが、そもそも十分に意思統一が図られていない中*1で、梶山とブルーノを同時起用するのかという点は考えなければいけないところ。ブルーノの前への推進力を活かすならば絶対に浅利と組ませるべきですが、ここ2試合でやや欠けていた低い位置でのボールキープ力をもたらせるのは梶山で、これを失うのも地味に痛いところ。外で見ている一ファンがこんなに悶々としているんだから、城福さんは相当悩まれているんだろうなぁとお察しするところですが、「勝たなければいけない=点を取らなければいけない」状況の中でどういう選択をしてくるのか、これは相当楽しみです。
 最後に1つ、本当に個人的な希望だけ言わせてもらえれば、平山にもう一度、最後のチャンスを与えて欲しいなぁと思います。

*1:どちらかがいてもどちらかがいない(怪我とか五輪代表招集とか)という形が多かったので。