続々々・メガネのつぶやき

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スポーツナビ|フィオレンティーナがCL出場権獲得、パルマはセリエB降格

 インテルの試合が放映権の関係で放送なしだったため、優勝争いはそっちのけでミランウディネーゼトリノフィオレンティーナの試合をザッピングして見てました。ミランが先制されたときにひとつ盛り上がり、しかし後半パットを入れたことで一気にミランが甦って逆転したのでまた盛り上がり、トリノが素晴らしい流れから先制!かと思いきやオフサイドだったところでさらに盛り上がり、とどめはオズバルドの見事なオーバーヘッドシュート。静まり返り「グラッツェ カンペオン」というバナーが掲げられたジュゼッペ・メアッツァと、かたや残留(試合前から決まってたみたい)、かたやCL出場権を獲得し、歓喜と安堵に包まれたスタディオ・オリンピコトリノ)の明暗くっきり分かれたあの感じは、何とも形容しがたいほどですね。ミランがいないCLは確かに寂しいですけど首を絞めてきたのは自分たちですし、最終節にガットゥーゾネスタがサスペンションでいないという巡り合わせの悪さは、今季のミランを象徴するような出来事だったように思います。スクデットインテル。もっと早く決めてろよ!って話ですが、結果オーライでしょうかね。その他CLはローマとユベントスが、UEFAカップはサンプドリアウディネーゼが出場権を獲得しました。サンプドリアは楽しみだなぁ。
 一方の降格はリボルノエンポリ、そしてパルマ。ついにパルマが降格ですか…。90年代後半、それこそフィオレンティーナらとともに「強烈なセカンドクラブ」としてのイメージが残っていて、あれから約10年。かたや破産宣告でどん底からのスタートとなりながら這い上がってきたフィオと、破産寸前を何とかごまかしながら、それでも一時期5位には入るなど頑張ってきたパルマがここまで明暗くっきり分かれてしまうというのは、何だか切ないですね。
 そして、得点王は何と最後の最後でデル・ピエロがもぎ取った様子。2位にもユベントストレゼゲが入り、終わって見れば2人で41点も取っちゃいましたね。他の上位クラブと比較して必ずしも中盤がクリエイティブとは言えない中でのこのスコアリングですから、御見それしましたとしか言いようがありません。なのに、代表ではトレゼゲが落選ほぼ決定、デル・ピエロも依然不透明と何だか腹が立ってしまうほどの処遇ですね(苦笑)。