続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第11節 東京−柏 私的採点

塩田 5.0
 失点シーンは、ミスと言うのはかわいそうな気もしますが、もう少し何とか出来たんじゃないか?と思わなくもないものでしたね。ちょっとDFラインとのミスコミュニケーションも見られるなど、やや集中を欠いているといわれも仕方ないシーンもあって、ここは気持ちの入れ替えどころかと。



徳永 4.0
 全然ダメ。何をやってもダメ。全てのプレーで判断に迷いが見られ、1歩目が遅いために抜けない、抜かれるシーン連発。3、4試合前から同じこと言ってる気がしますが、1度ここで休ませるべきだと思います。このままやり続けても、いいことは一つもないかと。


茂庭 5.0
 この日は全てにおいて「軽いプレー」に終始してしまった印象。これだけ試合ごとのパフォーマンスに差が出てしまうんでは、完全復活はまだ遠いですかね。あと、フィードの精度のなさは何とかしてほしいところ。


藤山 5.0
 この日は判断のミスから大ピンチを招いたり、今季ここまで安定していたフィードの精度を欠くなどよくなかったですね。


金沢 5.5
 全体的にバタバタした感じを受けた中で、安定してプレーできていたのが金沢。まあ、このポジションは慣れたもので、効果的なオーバーラップやボールへの顔出しは頼りになります。



浅利 5.5
 終始声やジェスチャーで周りの細かいポジション修正を図っていたのが印象的でした。攻撃に出なければいけないために退かなければいけなかったのがもったいないぐらい。浅利が中盤の底にデンと構えた中で、今野、梶山、大竹が並ぶ中盤の姿を見たい気はしますが…。梶山のところでもう少し細かく書きます。


梶山 5.5
 梶山が絡んでいる時間帯は大きなサイドチェンジあり、ワンタッチでのパス交換ありと見ていてワクワクしました。ただ、どうしても浅利がいない中で大竹が入ってしまうと守備面の負担も考えて中盤の底にとどまってしまう傾向があって、その大竹もスタイルを読まれ始めてプレーをさせてもらえないシーンが増えつつあることで、「点を取りたい交代をしたのに前の方のクリエイティブさがややなくなってしまう」という流れになってしまうことは、今後考えなければいけない点の一つかもしれません。


今野 5.5
 終盤は左に流れて何度かチャンスに絡んだり、相変わらずのセットプレーでの強さなど、この日は攻撃面で目立っていた印象。ただ、浅利が退いた後にその役割を今野がやるのか梶山がやるのかで攻撃の色と言うのが大きく変わってくる気もするので、この辺のバランスをどう取るかは今後に向けて考えないといけないかと。


羽生 5.0
 おっと思わせるポジション取りだったり、ボールへの献身的なチェイスなど見られ、競馬風に言えば「前走一叩きされて上積みが見られた」と言うところでしょうか。ただ、それでもまだまだトップフォームには程遠い感じで、これからですね。



赤嶺 5.0
 この日はシュートに力が入りすぎていたり、楔になりきれなかったりと不満の内容。プロになってからこれほどまでに連続スタメンで起用されたことがなく、いろんなところに疲れが出てきているんだろうなぁ、というのが如実に見て取れました。ただ、これを乗り越えてこそ真のスタメン。次節でのリカバリーに期待したいです。


カボレ 5.5
 困ったときはカボレ頼みになってしまっている嫌いがあり、それは非常に嫌な傾向ではあるんですが、カボレ個人で見れば、いよいよ相手の大きな脅威になってきたなぁと言うところでしょうか。前半の(恐らくですが)古賀との追い合いで、明らかに後ろから追いかけ始めたのに追い越してマイボールにしてしまったシーンなんかは、すげぇの一言です。



大竹 5.0
 「何とかしてやろう」という気概は痛いほど伝わってきますが、もう少し周りをシンプルに使っていいんじゃないかなぁ?と。それ以外でもスタイルを読まれ始めていますが、それをどう上回って自分のプレーをしていくのか。ひとまずここが真価の見せ所ですね。


近藤 5.5
 シュートの意識の高さやフィジカルの強さはそれなりに相手の脅威になっていたと思いますが、カボレと平山が前にいるとちょっと窮屈そうですね、さすがに。


平山 5.0
 城福監督は「ペナルティエリア内で勝負するという意味でも彼の決定力に期待」して送り込んだようですが、今の平山には、残念ながらその気配が感じられません。フィードに対する競り合いも全くタイミングが合ってない(総じて跳ぶのが速い。この辺も自分の良い時のフィジカルイメージとズレてる証拠ですかね。)ですし、速く得点の匂いを取り戻してくれないと、はっきり言って困ります。頼みます。