◎ 04.カレイジャスミン
○ 08.レッドアゲート
▲ 17.シングライクバード
△ 01.アグネスミヌエット 10.メイショウベルーガ
× 06.テイクバイストーム 13.ユキチャン 16.カイゼリン 18.グラーフ
過去５年の血統傾向を自分なりに探ってみると、
かなり多士済々な顔ぶれ。サンデー系はまあそれなりに、という感じで、父か母父にオペラハウス、サドラーズウェルズ、トニービン、エリシオ、サクラローレル（父レインボークエスト）、エルコンドルパサーと凱旋門賞に縁のある血統の馬が好走している。また、母父に限るとデピュティミニスター系、レイズアネイティブ系、ストームバード系と米国ダート血統の活躍も目立つ。
という感じでしょうか。特注はやはり凱旋門賞血統。去年は人気上位馬が強すぎましたが、06年は10番人気ヤマトマリオン（父オペラハウス）が１着、05年は11番人気アスピリンスノー（父エルコンドルパサー）が３着、04年は10番人気ムーンフェイズ（父エリシオ）が３着、03年は14番人気シンコールビー（父サクラローレル）が１着ととにかく穴を連発させています。
それも踏まえつつ本命はカレイジャスミン。今年父に凱旋門賞血統を持つ馬はいませんが、母父に持つのがカレイジャスミン（エリシオ）、アグネスミヌエット（ホワイトマズル）、メイショウベルーガ（Sadler's Wells）の３頭。その中で1800m以上で連対経験があり、重賞でもまずまずの走りを見せているカレイジャスミンを本命に取りました。折り合いに欠く面が見られるのだけが不安ですが、何とかなだめて走ってほしいところ。理想は去年のイクスキューズのような競馬ですかね。…あ、同じ北村宏Ｊじゃないですか！いけるかも（馬鹿）
対抗はレッドアゲート。デビュー戦から距離を伸ばして使われていて、２走前はマゼラン、ダイワワイルドボア（昨日500万勝ち）と言う強敵相手に４着、前走は最速タイの上がりを使ってあわや差し切るかという２着と１戦ごとに逞しくなっている印象。東京に替わるのはプラスでしょうし、母父に米国ダート血統（スキャン）を持っている点も好印象ですね。３番手はシングライクバード。前走はレッドアゲートと同じ上がりの脚を使って３着。位置取りの差だけなので、敗れたことを全く悲観することは無いでしょう。デビュー戦からの走りを見ると、広いコースに替わるのは明らかなプラス材料で、昨日の東京芝レースできまくっていた「父ターントゥ系×母父ノーザンダンサー系」という血統構成もいいんじゃないでか（カレイジャスミンもそうなんですよ）。よほどの前残りになるようなペースでなければ、しっかり伸びてきてくれるかと。
４番手は母父凱旋門賞血統の２頭。アグネスミヌエットはマイル実績しかないのが多いに嫌ですが、血統構成はフローラＳ向き、昨日の傾向のままなら今の東京向き。四位Ｊが際内枠からどういう競馬をするのか楽しみですね。メイショウベルーガは馬柱だけ見るとおよそ買えませんが、凱旋門賞血統以外のこのレースもう一つの穴要素が「ダート実績」。といっても06年のヤマトマリオンしかいないんですが、ともかくダート戦（やローカルの1800m戦）のような特有の厳しい流れを経験していた馬がしぶとく抜け出せるレースで、中間の動きもなかなか素晴らしいものだったので、押さえておいて全く損は無いでしょう。あとはダート勝ちのあるテイクバイストームとユキチャン、去年のランペイア臭が感じられつつも、時計面では強調できるカイゼリン、休み明けからの３戦になかなか見どころがあり、スタミナ戦になれば浮上してきそうなグラーフまで押さえます。
買い目 馬連 04−08 1,800円 04−17 1,000円 04−01,10 各500円 04−06,13,16,18 各300円
