塩田 5.5
2失点目の対応は判断ミスと言われてもやむを得ないものだったと思います。ただ、76分の接触プレーで結構なダメージを負ったにもかかわらず、その後も集中を切らすことなく最後までしっかりプレーしてくれたのはさすがでした。
徳永 5.5
長友がここ数試合出色のデキであるが故に、どうしても徳永の印象が薄い、存在感が薄い印象があります。事実(左右のバランスを考えれば自重しなければいけない点は考慮しつつも)オーバーラップも本当に数える程度でしたし、守備でも危ないシーンがいくつか見受けられました。開幕当初の良かった頃を今一度思い出してプレーして欲しいですね。
佐原 6.0
まず正直に言わせてもらえば、退場しなくて良かったなぁと(苦笑)。ただ、古巣相手ですから燃えるもの、期するものはあったでしょうし、その闘志が前面に出すぎたんだと前向きに捕らえたいです。ここ数年の東京守備陣に欠けていた「フィジカルの強さ」で今後も貢献して欲しいです。
藤山 6.0
何度も振り切られそうになりながら、最後までできる限りしぶとく食らいついていく守備、そして、持ち味である相手の前へ出てのインターセプトをほぼ封印し、とにかく裏へ抜けさせないという守備で川崎2トップとやりあえていたんじゃないかと思います。感謝です。
長友 6.5
本職が右サイドバックであることを忘れてしまうぐらい、すっかり東京の左サイドバックとして馴染みましたね。川崎2トップがあまりサイドに流れてくることが無かったために、主なマッチアップは対面の森とでしたが、攻守共に完全に勝っていたと思います。しかし、タフな選手ですよ、ホントに。
浅利 6.5
これまでの浅利を考えたら、このスタメンでは並びとしたらアンカーのポジションで、守備専業なイメージを持ってしまいがちですが、この日のプレーエリアの広さ、攻撃への積極的な関与はいい意味で裏切られました。ゲーム途中までは梶山と浅利の役割が逆じゃないか?と思うほどで、ボール奪取から即座に攻撃の起点へ切り替わったり、パス回しの中で最前線まで顔を出したりとまさに縦横無尽。現時点で最も城福サッカーへの理解度が高い選手が浅利なんだと思わせるほどのプレーでした。いやぁ、頭が下がります。MOMあげたいぐらい。
梶山 5.5
いつになく守備面での貢献が目立っていた試合だったかと。もちろん理想としてはもっと攻撃に絡んで、自身の才能を発揮して欲しいわけですが、ボランチとして起用されている以上守備のタスクもこなさなければいけないわけで、その面ではしっかりと期待に応えられていたかと。運動量はもっと欲しいですけどね。
今野 6.0
何はさて置き、あのシュートは見事の一言。そこに至るまでの動きの無駄の無さ、前線への飛び出しの意識の高さ、そしてシュート精度。どれをとってもパーフェクトでした。守備面も独特の危機察知能力を発揮してピンチを未然に防いだシーンが2、3ありましたし、徐々に良くなってきている印象です。
栗澤 5.5
水曜日のナビスコのときと比べれば格段に試合に絡めていたかと思います。フリーランの回数も多かったですし、プレイスキックの精度も良かったですね。もっと2トップに近い位置でプレーして攻撃に絡めれば更に持ち味が発揮されると思いますが、代わって入った大竹にあれだけのプレーをされては、ちと辛いかな(苦笑)。
赤嶺 6.0
今の赤嶺からは何と言うんでしょう、気迫や執念という気持ちが強く感じられます。ルーカスが抜けたものの、カボレが加入し、平山がいて、ユースケが復帰して、信男さんも残った。出番はまた限定されるんじゃないかという弱気と戦いながらの日々だとは思うんですが、比較的出番を与えられている今結果を残さないでどうするよ!という強い気持ちが伝わってきます。2点目なんかまさにそう。この先も期待してます。
カボレ 6.0
1点目はシュートとはとても呼べないプレーでしたが、ああいう崩れた形でも押し込めてしまうのがストライカーなんだろうなぁと思う次第。平山にはそれが無いんだよなぁ…ってのはさて置き、徐々にコンディションが上がってきたのか、自分の間合いでプレーできる時間帯が増えてきた印象で、とにかく懐が深くてボールを簡単にロストしなくなりましたね。赤嶺とのコンビも上々で、相手にとって脅威の存在になりつつあります。
大竹 7.0
MOM。何を求められて投入されたのかをわずか7分で、2ゴールに絡む形で示してくれました。雑感でも書きましたが、とっさに自分は何ができるか、何をすべきかという選択肢を多く持っている印象で、相手からしたら厄介なタイプなんだろうなぁと。このままのスタイルで成長してくれるのを祈るばかりです。
川口 −
出場時間が短く、評価無しです。