続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

UEFAカップ ベスト16 2ndレグ結果

 いやぁ、これは結構衝撃的な結果。なんと言っても一番の衝撃は、イングランド勢の全滅。ボルトンの劣勢はある程度織り込み済みでしたが、エバートントッテナムの両チームは苦しい状況であったことは重々承知の上で、それでも共に敗れるとは夢にも思わず。両チームとも1stレグのビハインドは90分でしっかりお返ししてますし、PK戦はどうしようもない部分があるわけですが、CLにおけるビッグ4の活躍ぶりと比べると、プレミアリーグのセカンド(ともすれば来季はCLにねじ込めそうな)グループがベスト16止まりに終ってしまったのは残念ですね。GKの差…と言ってしまってはかわいそうな気もしますが、その理由が納まりがいいのもまた事実なんですよね(苦笑)
 あとはマルセイユブレーメンの敗退もちょっとした(ネガティブな)驚き。マルセイユ1stレグの感想を書いた際にごく簡単に触れた通り1stレグのアウェイゴールが余計かつ致命傷となってしまいました。特段守備が強いチームでもないので2失点はありえるなぁとは思いつつも、まさか攻撃陣が沈黙するとは。ナスリはこれで今夏いいオファーがあれば出て行くのが確定か?ブレーメンは(恐らく)レンジャーズ渾身の守備に屈した形。もちろんレンジャーズの頑張りには拍手を送るべきですが、ブレーメンがまたしてもタイトルに届かなかった(というにはあまりに早い敗戦ですが)のは、正直切ないなぁ。逆に、ヘタフェがしっかりホームで勝利して勝ちあがったのはポジティブな驚きです。アボンダンシエリコスミン・コントラ、チェレスティーニといったベテランと、ファンフラン、ガビラン、デ・ラ・レーといった若手が上手く融合されたバランスのいい布陣で、この先も一体感を持ってどこまでいけるか。ラウドルップ監督の手腕にも(いまさらながら)注目です。
 で、残った顔ぶれを見ると、ロシア、ドイツ×2、イタリア、オランダ、スペイン、スコットランドポルトガルという見事なまでのバラけぶり。こういうのがUEFAカップの醍醐味なんだろうなぁ。マジでスカパー(J SPORTS)には頑張って放映権を取ってもらいたいです。