続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

中山記念、阪急杯の感想

 仕事から帰ってきて見ました。
 まずは中山記念から。「ヨイチサウスまさかの最後方」「カンパニーまさかの2番手」という大方の予想からは外れに外れた展開に。コンゴウリキシオーは楽逃げを打てましたが、やはり休み明け初戦は走らないタイプで4角一杯。で、勝ったカンパニーは4角2番手、2着エイシンドーバーは早めのまくりで4角3番手と前残りの結果に終りました。展開のズレはありましたが、カンパニーを好位で競馬させた横山典Jと、ペースを見越して(?)早めに捲って行った蛯名Jのファインプレーということでしょう。3着エアシェイディは、追い出すコースを見い出すまでに手間取りジ・エンド。またしても不器用な内容になってしまいました。もう少し道中は前目に付けて勝負すると思ったんですけどね。驚いたのは5着アサカディフィート。これまでは全く勝負にならなかった別定G2でしたが、最後の脚色はかなりのもの。ヨイチサウスが逃げに絡んでペースが上がっていれば、あわやがあったかもしれません。今年は厳冬なのが功を奏したんでしょうかね?などど、真面目に考えてしまうほどの好走でした。注目された三浦J@トラストジュゲムですが、落馬負傷で乗り替わりでした。残念。
 阪急杯。こちらはローレルゲレイロが予想通り逃げ、最後まで何とか粘りきりました。1200m向きかと言われるとそうとはいえませんし、開幕週の内回りが最大限味方した勝利なので、これで高松宮記念云々は言えないと思いますが、それでもここ数年の高松宮記念の馬場=マイラー寄りの馬場になっているようなら、再度評価するべきかと。と思ったら、高松宮記念は使わないとのこと。それでいいような気もするし、もったいない気もするし…微妙だな。スズカフェニックスは休み明けで59キロということを考えれば上出来。この馬場を見越してなのか、それとも内枠で前が窮屈になるのを嫌ったのかは分かりませんが、中団前目に取り付いた武豊Jの判断は大正解でした。さすが。キンシャサノキセキはどうも相手が明らかに自分より下でないと威張れない「口だけ番長タイプ」に見えてしょうがない(苦笑)