続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

CLグループリーグ終了

 今日の8試合を持ってグループリーグ終了。決勝T進出の16チームが出揃いました。果たして予想通りの結果となったんでしょうか?簡単に雑感を。

グループA
 1位 ○ ポルト(3勝2分け1敗 8得点7失点)
 2位 ◎ リバプール(3勝1分け2敗 18得点5失点)
 3位 △ マルセイユ(2勝1分け3敗 6得点9失点)
 4位 ▲ ベシクタシュ(2勝4敗 4得点15失点)

 終ってみればポルトリバプールという堅い2チームの勝ち抜けになりましたが、内容はひやひやモノでしたね。特にリバプールは8−0なんていう試合もありましたが、なんだか安定感が無かったなぁと。これはベニテスの過剰なターンオーバーの弊害と言っていいと思いますけど、どうでしょう?

グループB
 1位 ◎ チェルシー(3勝3分け 9得点2失点)
 2位 ▲ シャルケ(2勝2敗2分け 5得点4失点)
 3位 △ ローゼンボリ(2勝1分け3敗 6得点10失点)
 4位 ○ バレンシア(1勝2分け3敗 2得点6失点)

 チェルシーは「モウリーニョショック」を乗り越えて無敗で突破。徐々に形も作れてきているので、決勝Tも楽しみです。2位シャルケは初の決勝T。2月に怪我人がいなければ面白い存在かと。ローゼンボリは尻すぼみに終りましたが、かき回してくれました。バレンシアは失望の一言。

グループC
 1位 ◎ レアル・マドリー(3勝2分け1敗 13得点9失点)
 2位 △ オリンピアコス(3勝2分け1敗 11得点7失点)
 3位 ▲ ブレーメン(2勝4敗 8得点13失点)
 4位 ○ ラツィオ(1勝2分け3敗 8得点11失点)

 レアル・マドリーは当然として、オリンピアコスが2位とは驚きです。これまでギリシャのチームといえば「内弁慶」が代名詞でしたが、今回のアウェーは2勝1敗。この勝負強さが見られれば、決勝Tでも一泡吹かせることができるかもしれません。ブレーメンラツィオは怪我人に泣いたということで。ブレーメンは上で見たかったなぁ…。

グループD
 1位 ◎ ミラン(4勝1分け1敗 12得点5失点)
 2位 ○ セルティック(3勝3敗 5得点6失点)
 3位 △ ベンフィカ(2勝1分け3敗 5得点6失点)
 4位 ▲ シャフタール・ドネツク(2勝4敗 6得点11失点)

 セリエAの姿とは別チームのようなミランが順当に1位抜け。そして2位にはまたもや「ホーム全勝、アウェイ全敗」という見事な成績(苦笑)でセルティックが滑り込みました。3位は最終節で直接対決を制したベンフィカ。期待されていたシャフタールは結局何も得ることなくUEFAのコンペティションを去ることとなりました。

グループE
 1位 ◎ バルセロナ(4勝2分け 12得点3失点)
 2位 ○ リヨン(3勝1分け2敗 11得点10失点)
 3位 △ レンジャーズ(2勝1分け3敗 7得点9失点)
 4位 ▲ シュトゥットガルト(1勝5敗 7得点15失点)

 バルセロナは磐石。言うことなしでしょう。逆に苦しんだのがリヨン。リバプール同様よく立て直したというか、巻き返してきたと思います。ただ、決勝Tではあまり期待は出来ないかと。レンジャーズは惜しかった。本当に惜しかった。これが底力の差と言われてしまってはそれまでなんですが、惜しかった。シュトゥットガルトは何も出来ずサヨナラ。

グループF
 1位 ◎ マンチェスター・U(5勝1分け 13得点4失点)
 2位 ○ ローマ(3勝2分け1敗 11得点6失点)
 3位 ▲ スポルティング(2勝1分け3敗 9得点8失点)
 4位 △ ディナモ・キエフ(6敗 4得点19失点)

 はい、順当。それ以外書きようがありません(苦笑) あ、一つだけ。ディナモは今大会唯一の勝ち点0という残念な結果に終りました。シェフチェンコ、レブロフらを要して席巻していたあの頃が懐かしいねぇ(遠い目)

グループG
 1位 ◎ インテル(5勝1敗 12得点4失点)
 2位 △ フェネルバフチェ(3勝2分け1敗 8得点6失点)
 3位 ▲ PSV(2勝1分け3敗 3得点6失点)
 4位 ○ CSKAモスクワ(1分け5敗 7得点14失点)

 インテルは順当。まあ、フェネルバフチェにいきなり負けたのには驚きましたけど。そのフェネルバフチェですが、正直ここまでやるとはという驚きが強いです。これでジーコの評価が上がるとすれば、腹が立つ次第なんですが。PSVは得点力不足を露呈、CSKAは予想以上に守備崩壊でGL敗退です。

グループH
 1位 ◎ セビージャ(5勝1敗 14得点7失点)
 2位 ○ アーセナル(4勝1分け1敗 14得点4失点)
 3位 △ スパルタ・プラハ(1勝2分け3敗 5得点16失点)
 4位 ▲ ステアウア・ブカレスト(1分け5敗 4得点10失点)

 まあ、ここもグループF並みに順当でした。セビージャが1位抜けなのは小さい驚きですが、まあ、アーセナルが4節で突破を決めたあとはメンバーをちょっと落としましたからね。東欧2チームは何も出来ませんでした。


 という感じで、簡単な振り返り終了。で、決勝Tの組み合わせ抽選会は21日。果たして1回戦から強烈な潰しあいとなるマッチングがいくつ出来るのか。楽しみに待ちたいと思います。