続々々・メガネのつぶやき

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07−08 その12 リーガ・エスパニョーラ バルセロナ−セビージャ

 意外と早起き出来たので、味スタへ行く前に録画したものを観戦。そもそも、版権元の都合がつくかどうかが一番心配だったわけですが(苦笑)、無事放送してくれてとりあえず一安心でした。さて、試合。
 0−0の痺れる展開が後半の半ばまで続いていましたが、74分にアンリの高速スルーパスを受けたメッシが見事なトラップ&ボレーで先制。80分にはCKの流れでドス・サントスがエリア内で倒されPK。これをメッシが決めて2−0。ロスタイムにブラルーズからのフィードにカヌーテが抜け出してゴールを奪うも時すでに遅し。2−1でバルサが勝利しました。
 しかし、バルサは依然バランスを模索している印象。エトーロナウジーニョがいなかったのも影響はあったと思いますが、アンリの置き所が3トップの真ん中になるとどうしてもスムーズに行かないというか、アンリが左に流れた時(それが持ち味でもあるわけですが)に誰がトップのところに入ってくるのかがまだはっきりしていない感じで、そこはもう少し時間がかかるのかな?ただ、エトーが戻ってくるまでは基本真ん中で使われるでしょうから、あまり悠長なことは言ってられないんですがね。それでも、狭いエリアでのテクニックとなれば話は別。1点目のアンリのパスコースの選択とスピード、メッシのトラップとボレーの正確さにはもう脱帽です。
 一方のセビージャは、カヌーテの1トップ気味にして守備を重視する戦術を選択してきましたが、ケイタ、ポウルセンの奮闘でよく耐えていたと思います。ファンデ・ラモス監督の考えが「0−0のまま30分を越えたところでケルジャコフを投入して勝ちに繋げる」だったのか「このまま引分けで勝ち点1を拾う」だったのかは分かりませんが、74分のあの失点でプラン崩壊。ただ、あれは誰も責められませんからね。アーセナル戦で0−3と完敗を喫したダメージは感じられませんでしたし、やっているサッカーも全然悪いものではないので、これから先も期待していいと思います。