続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

エラーにはエラーで

 昨日は牧山氏、小林氏のエラー(しばらくはこの言葉で押してみます(笑))を取りあげましたが、民主党にはこんな大エラー予備軍があったようで。


 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1009708.html
 痛いニュース(ノ∀`) : 丸川候補中傷で炎上した民主党議員秘書の石田日記が復活。「お詫び…なーーーんてね!そんなこと書くわけないじゃんw」 - ライブドアブログ


 40歳を超える議員秘書(選挙に出馬経験もある方)が、冷静なアタマで書いたとは到底思えませんね。そもそもの丸川氏批判である7/27の日記の中から読み取れる「『日本人でよかった』というキャッチフレーズの意図を自分の思想により曲解し、『偏狭なナショナリズム』という短絡的な一文で批判する」ということ自体稚拙だと思うんです。丸川陣営がどのような意図を持ってそのフレーズを使っていたのかを演説等でしっかりと聞いた上で、それでもなお「偏狭なナショナリズム」を叩き売りしていると感じて日記に記すのならば、それは大いに結構なんですが*1、今回はまさしく文字通り「言葉尻を捉えただけ」の薄い批判、というレベルにも達していない単なる悪口。しかも、その後の文章も悪く悪く揚げ足を取る、この方の想像の世界での言いがかりでしかありません。何度も言いますが、40歳を超える議員秘書(選挙に出馬経験もある方)が、実名を晒したウェブサイト上で公開する主張・文体じゃないですよ。「『日本人でよかった』と思える国づくりをしていきたい」という見方はできないものですかね?
 ただ、問題は炎上したあとの開き直り日記(7/28)での言い訳。いくつかの主張について、私なりの意見を述べます。

 ま、冗談はこのぐらいにして、昨日の日記に関して(当然選挙前のこの時期だからでしょうが)、変な解釈のコピーがでまわり、おかげさまでブログ炎上(笑)させていただきました(閲覧数27日が1万2千アクセス、28日が8万3千アクセスぐらい。但し、実数=閲覧者は2分の1から3分の1意外と少ない)。

 先に「変な解釈」をしたのはあなたの方では?しかも、稚拙な悪口で炎上したことを(笑)で済ませたり、「一時的に閉鎖→ほとぼりが冷めた(と判断した)時に再開」という小手先の逃げにはちょっとヤバいとさえ感じてます。現況の理解力不足とかリスクマネジメントの拙さが如実に見て取れます。次。

 「どこの国の人間でも、自分の国が一番と思っている」ことを前提としてないと、文章の意味が通じないでしょ?俺だって思っている(というか、自分のアイディンティティ以外を最高だ!と思える想像力の豊かな人はあまりいないはず)。

 これこそ「偏狭なナショナリズム」と取られかねないと思いますが?自分で自分の揚げ足を取ってどうしますの?次。

 元々のコピーの意味がはっきりしないので、どうともいえないけれど、どういう人達に向けて、どういう意味を込めてこのコピーを使っているのか、なんとなく元々がぼんやりしているので、僕の文章も不明瞭になっているのだけど、ブログの書き込みを見ると、そのコピーがどういう人達にアピールして、何が裏にこめられているのか、良く分かる。

 自分の論理的思考力、文章力の無さ、主張の薄さ、炎上から逃げるための理由付けを「元々コピーの意味がはっきりしないので」「何となく元々がぼんやりしているので」と相手に押し付けているのはどうなんでしょう?自分が正しいと思うのならば、「この人とは思想・主張が違う」「自分の意図しているところとは違う認識をされた」ことを、もう少し論理的に説明して欲しいものです。「なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんてね!そんなこと書くわけないじゃん。」とか言う、中学生、いや小2レベルの自己弁護に走るんじゃなくてね。ブログのコメント欄にある反論・誹謗・中傷のすべてが容認されるべきではないと思いますが、「幼稚すぎる」という一言は、しっかり噛み締めてもらわなくてはいけないと思います。次が最後。

 大体、俺に「愛国心が無い」とか「反日的」だとか、よく言うよな。(ちょっと違うが)「愛国心」が無くて、政治なんて割に合わない仕事やってるか?

 ついに出ました、逆切れ気味の発言(苦笑)。また、あまりにも上からの目線すぎて、ドン引きです。割に合わないのであれば、早々に身を引かれては?「割に合わない」という意識を持ちながら、政治という現場に携わっていられるのは、迷惑千万です。例えこの一文が、嘘だろうが冗談だろうが、演出だろうが釣りだろうが。もしそこを突っ込まれたら、これもまた「変な解釈をされた」で逃げるんでしょうか?「変な解釈」を生んだとすれば、それはあなたの文章力の無さ、言葉足らずなところから出ているといってやりたいんですが。


 まあ、連日政治ネタを取り上げるのは、スポーツマンセーブログを謳い文句にしている(いつの間に(笑))私らしくないとは思いながらも、ちょっとあまりにも目に余ると言いますか、やりきれないものが胸にこみ上げてきたので、だらだら書いてみました。私なんかよりもっと論理的に、的確に指摘してあるブログもありますので、時間があるようなら皆さん探してみてください。
 で、今日の結論。「だったらお前が頑張って政治家になって、やりたいことを主張するのが一番いい」という意見を述べる方がまれにいますが、諸所様々な理由でそれが叶わない人が大勢なわけで。そう言う人たちは、それでもやっぱり現時点で政治の現場にいる人たちを信じていくしかないわけですよ*2。その任されるべき立場の人々がこの有り様では…ダメだよね。

*1:その場合でも、「丸川氏はこれこれこういう主張をしていたけど、それはこうでこうだから違うと思うんですが?」という風に論理的に書かないといけないとは思いますけど。

*2:もちろん盲目的にだなんていいません。言うべきところは言う必要はありますよ。