続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

アジアカップ準決勝 日本2−3サウジアラビア

 TARGETを弄び終わったころに始まった大一番。ただ率直に言って、「人もボールも走らなかった」試合だったなぁと言うのが第一印象。そして、武藤さんも仰っているとおり、シュートを打たなかった、思いきりに欠けた点が最大の敗因なんだと私も思います。バイタルエリアまで迫り、前が空いてフリーでシュートを打てるのに打たずに外へ逃げる、無意味にもう一手間かける…そんな弱気な攻めは金輪際見たくないです。お願いします。
 ただ、「前監督の負の遺産=過度なまでの選手起用の拘泥による世代間の経験値の違い、中堅(アテネ世代付近)の経験値の無さ」を埋めつつ、さらにその下の世代からの登用もし、その上でもなお(本人がどう思ってるかは別として)異様なまでに勝ちを求められているというタフな状況における、オシム体制1年目の集大成の大会という意味では、次につながる面も見られましたし、課題も多く見られましたし、いい経験を積めたんではないかと思います。これを必ずや今後に生かし、いずれ「あの準決勝敗退はいい教訓になったよね」とのどかに振り返ることができるところまで行けば、いいね。


P.S 負けた瞬間は「3位決定戦なんていらんやろ!?」と思ったんですが、3位までは次回大会の予選免除なんだってね。相手が韓国ということもありますが、こりゃ負けられん。