続々々・メガネのつぶやき

思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

J1第12節 横浜FM−東京 プレビュー

 ホームでの連敗は避けたいマリノスと、是が非でも連勝して上昇機運を確かなものにしたい東京の1戦。日曜日の16時という、いたく微妙な時間帯のキックオフとなるのがなんだかなー、と言うところではありますが。
 注目は両チームとも「プレス」。両チームとも不振が続いていた中で、脱出のきっかけとなったのが前からの激しいプレスが効いて、すべてが上手くいった大勝劇*1。その両チームがぶつかるということで、中盤において非常にコンパクトかつ激しいぶつかり合いが期待できるんではないでしょうか。また、そのプレスを如何にかいくぐって効果的な攻撃をするか、あるいは如何にかいくぐらせず効果的な守備ができるかを、この点に注目でしょう。特にマリノスは、前節名古屋のフェルホーセン監督が見せたプレス回避策*2に対応することができず、為す術なく敗戦を喫していますからね。ただ、フェルさんがこの間見せたやり方を東京がそのまま踏襲できるとは思えず*3、じゃあ如何にかいくぐるのかは…当日までのお楽しみということで。
 あと、やっぱり月並みだけど「横国」「マリノス戦」となると忘れてはいけないのがルーカス。悪い印象しかないのは重々承知の上ですが、それでもその思いを断ち切るのに必要なのは唯一つ、自身のゴールのみ。前節は、非常に難しいタスクを課された*4中でも、久々のゴールをあげるなど調子は良さそう。諸事情で9割9分横国へは行けませんが、東京の地でゴールを願うばかりです。

*1:鞠は4/21の対大分戦5−0、東京は前節の対千葉戦4−1。

*2:本当にものすごく雑駁に言うと、「主体はロングボール(中盤で奪われてのショートカウンターを回避するため。ただし、ロングボールだけではダメ)」「そのボールの質は、ヨンセンにはハイボールで、杉本には裏を狙うボールで、と徹底する」の2点。

*3:リチェ≒杉本としても、ヨンセン≠ルー、チョペという見方なので。

*4:行動範囲のあまり広くないチョペの下で、前係になっているリチェーリサイドのスペースを埋めつつ、ボランチとも距離を測りながら、それでもフィニッシュに顔を出す。文字にするだけもかなりの難易度を感じますね。