開幕からの負けなしを、ついに二桁の10試合に乗せた東京。この日、今季無敗の味スタに迎えるは、前節劇的なゴールで浦和を下した磐田。順位から見てのアップセットはあったのか。
試合結果
J1 第11節 5/12 味スタ | ||||||
東京 | 1 | 0 | - | 0 | 0 | 磐田 |
1 | - | 0 | ||||
84' 久保 建英 |
東京
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | 林 彰弘 | 5.5 | 前半早い時間帯にいくつか枠内シュートを浴びるもきっちりセーブ。それ以外は、フィールドプレーヤーの奮闘もあり、自身の前でボールが止まった。 |
DF | 室屋 成 | 5.5 | 久々のゲームとなったが、フィジカル面は問題なし。カウンターケア中心にしっかりと守備に貢献しつつ、攻撃でも良いクロスが見られた。 |
DF | 渡辺 剛 | 6.5 | 松本戦では予測の速さ、出足の鋭さをアピールしたが、この日はエアバトルの強さをアピール。試合が、彼のシュートブロックで終わったのが印象的だった。 |
DF | 森重 真人 | 6.0 | やや身体が重そうな動きも見られたが、守備では身体を投げ出して防ぐシーンが見られ、攻撃でもあわやのヘディングシュートを見せた。 |
DF | 太田 宏介 | 5.5 | 上がっていくタイミングは周りと合っていたが、クロスは成功と失敗が半々。プレースキックも良いボールと拙いボールが入り混じり、やや不安定だったか。 |
MF | 久保 建英 | 8.0 | 90分で見れば抑えられた印象もあるが、スーパーゴールでチームに勝利をもたらした。この日の試合展開を考えれば、まさに値千金の一撃だった。 |
MF | 橋本 拳人 | 5.5 | 球際の部分で強さを見せる一方、繋ぎの部分で細かいミスも見られた。東とのコンビも悪くない。 |
MF | 東 慶悟 | 6.0 | 高萩と比べ、守備の部分でより前で勝負する意欲を見せ、何度かきっちりマイボールに。繋ぎの役割もしっかりこなし、戦術的な幅を見せた。 |
MF | 大森 晃太郎 | 5.5 | もう少しドリブルやポジショニングでかき回してほしかった気もするが、相手にとって嫌な存在にはなれていた。 |
FW | ディエゴ オリヴェイラ | 5.5 | なかなか決定機に恵まれなかった試合となったが、それで気が抜けることなく起点や守備で奮闘。心身がともに充実している証拠か。 |
FW | 永井 謙佑 | 5.5 | 低めにブロックを構える相手に裏を取る機会は限られたが、狙い続けることで何度か破りかけた。小さな違いだが、昨季との違いを見せた。 |
FW | 矢島 輝一 | 5.5 | 今季J1初出場。長い時間を与えられ、高さとガムシャラさでチームに活気をもたらした。 |
MF | ナ サンホ | 5.5 | カミンスキーの神セーブにゴールを2つ阻まれたが、使われるごとにチャンスシーンに顔を出せるようになってきている。 |
MF | 平川 怜 | - | クローザー投入。本当に短い時間だったが、この味スタの雰囲気を味わえたことを次につなげてほしい。 |
MG | 長谷川 健太 | 6.0 | かなり研究されてきている上に、様々な理由で鉄板の11人を使えない試合も増えてきたが、それすらもチーム力アップに繋げてられている。 |
磐田
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | カミンスキー | 7.5 | 終盤のスーパーセーブ3本に限らず、ハイボールへの対応、キックの精度など、すべてがハイレベル。勝ち点1を持ち帰れていれば、間違いなくMOM。 |
DF | 大井 健太郎 | 6.0 | 守備ではスイーパー、攻撃ではCB。後半は一歩届かなかった場面も出たが、カバーリングのタイミング、寄せきる速さは目を引くものだった。 |
DF | 新里 亮 | 5.5 | 守備では左ストッパー、攻撃では左SB。可変するシステムの中で、与えられたタスクはこなした。 |
DF | 小川 大貴 | 5.5 | 守備では左アウトサイド、攻撃では左ウイング。久保をしっかりと見ながら、攻撃で出て行くこともできていた。 |
DF | 高橋 祥平 | 5.5 | 守備では右ストッパー、攻撃では右SB。対人の強さで東京の攻撃陣を食い止めながら、後半は攻撃に絡む場面も作った。 |
MF | 田口 泰士 | 5.5 | 守備ではCH、攻撃ではアンカー。上手くボールを散らしながら、守備では食いつきの鋭さを見せた(ただし、ファウル過多)。 |
MF | 松本 昌也 | 5.5 | 守備では右アウトサイド、攻撃では右インサイドハーフ&右ウイング。アダイウトンと中・外の入れ替わりがスムーズで、捕まらずにボールを受ける場面が多かった。その次はやや不満も。 |
MF | アダイウトン | 5.5 | 守備では右SH、攻撃では右ウイング&右シャドー。思っていた以上に守備での貢献度が高く、攻撃でも持ち味を発揮。脅威にはなっていた。 |
MF | 山田 大記 | 5.5 | 守備では左SH、攻撃ではいろいろ。前半、シャドーの位置でプレーしていた際にはやや存在感が薄かったが、CHに落ちてからは受け方も良く、らしさを見せた。 |
MF | 上原 力也 | 5.5 | 守備ではCH、攻撃ではCB。最終ラインに下りてビルドアップに加わり、上手く東京守備陣のプレスを外せた場面も。途中交替は…ややもったいなかったか。 |
FW | 中山 仁斗 | 5.5 | さすがに空中戦では森重、渡辺に苦戦したが、地上戦でのポストプレーでは相手に手を焼かせるシーンも。ここからシュートまでいければさらに起用機会は増えるはず(シュートゼロ)。 |
MF | 荒木 大吾 | 5.0 | シャドーの位置で投入されるも、アクシデントですぐに右アウトサイドへ。どちらも出来る選手ではあるが、バタついた起用となり持ち味を出したとは言えず。 |
FW | 大久保 嘉人 | 5.0 | 松本のアクシデントで投入されたが、バイタルエリアでほとんどボールを触れず。 |
FW | 小川 航貴 | 5.0 | すでに磐田の時間から東京の時間に流れが変わった後の投入ではあったが、何も出来ないままタイムアップ。 |
MG | 名波 浩 | 5.5 | エンドを変えて前半を耐え、後半いい流れで1点奪って逃げ切り…というゲームプランは悪くなかったが、決定機を作れず。川又、ロドリゲスともに離脱は、さすがに苦しいか。 |