昨季とほぼ同じ時期に迎えた首位攻防戦。その時は、東京がホームで広島の無敗をストップしたが、今季はエディオンスタジアム広島でどういう結果になったのか。
試合結果
J1 第8節 4/21 Eスタ | ||||||
広島 | 0 | 0 | - | 0 | 1 | 東京 |
0 | - | 1 | ||||
71' ディエゴ オリヴェイラ |
広島
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | 大迫 敬介 | 5.5 | 失点シーンは、厳しく見ればスプリットステップが遅く、コンマ何秒か反応が遅れたことによるもの。これも経験。 |
DF | 野上 結貴 | 5.5 | 室屋へのプロフェッショナルファウルも含め、守備で大きく破綻するような場面はなし。自身の責任は果たした。 |
DF | 吉野 恭平 | 5.5 | 前半ボールを保持する時間が長かった中で、効果的な配給を見せられず。前線の動きの少なさも影響はしただろうが、もう少し何とかしたかった面も。 |
DF | 佐々木 翔 | 5.5 | 守備は及第点だったが、攻撃にはいいバランス、タイミングで参加することが出来ず。 |
MF | エミル サロモンソン | 5.0 | 「左で作って右に」というプラン自体は遂行できていて、前半はそれなりにボールが飛んできたが、この日は目立った仕事が出来ず。 |
MF | 川辺 駿 | 5.5 | 中に狭い東京の守備に対し、それでも中で起点となってほしかったが、90分通してみればそれを許してもらえなかった。 |
MF | 松本 泰志 | 5.5 | いつも通り細やかに動き、ボールサイドへまめに顔を出すも、この日はそこまで。チームにプラスアルファをもたらすには至らず。 |
MF | 柏 好文 | 5.0 | 縦への突破が消され、中へのカットインも切られ、結果的に味方の蓋となってしまった時間帯も。スカウティングにまんまと、という試合だった。 |
MF | 柴崎 晃誠 | 5.5 | 効果的な位置でボールを受け、その流れをしっかり前線に繋げたのは1度か2度。いささか物足りないまま途中交替。 |
MF | 野津田 岳人 | 5.0 | 柏のヘルプで左サイドに流れる場面が多かったが、結果的にそこがボールハントの狙いどころにもなってしまった。ほぼ、ノーインパクト。 |
FW | 渡 大生 | 5.5 | 1トップというよりは偽9番的な、流動的なプレーで自らに与えられたタスクはこなした。後半アディショナルタイムのシュートが決まっていればMOMだったか。 |
FW | 皆川 佑介 | 5.0 | 彼のせいだけではないが、投入されて何をしたかったのか、何をしてほしかったのかが見えず。流れを変えることはできなかった。 |
MF | 清水 航平 | 5.5 | 劣勢の場面で投入され、高い位置でプレーしようという意図は見えたが、ボールがほぼ来ないまま終了。 |
MF | 東 俊希 | - | セットプレー任せてもらえるんですね。 |
MG | 城福 浩 | 5.5 | コメントすべてが強がりとは思わないが、事前のゲームプランが嵌ったとも思わず。手駒の差が出た印象も。 |
東京
Pos | 選手名 | 採点 | 短評 |
GK | 林 彰弘 | 6.0 | シュート数が少なく、ボールタッチも恐らく今季最少。集中力は保ちづらかった展開だったが、落ち着いたプレーで完封に貢献。 |
DF | 室屋 成 | 6.0 | 大森と協力しながら、柏のプレーを上手く制限。流れてくる野津田にもほぼ仕事をさせず、粘り強いプレーで完封に貢献。 |
DF | チャン ヒョンス | 6.0 | ハンマータイプが相手にいなかったこともあるが、エアバトルはほぼ勝利。力強いプレーで完封に貢献。 |
DF | 森重 真人 | 6.0 | 前半はやや影を潜めたが、後半はパスや持ち上がりで最終ラインから組み立てに貢献。攻撃的なプレーで完封に貢献。 |
DF | 小川 諒也 | 6.0 | サロモンソンと1対1になる場面が、特に前半多く見られたが、地上でも上空でも破られた場面はほぼなし。きっちりとしたプレーで完封に貢献。 |
MF | 大森 晃太郎 | 6.0 | 「久保の代役」ではなく、「大森 晃太郎」として存在感を出し、攻守両面で繋ぎ目として黙々とプレー。彼がセカンドキャストであることに、改めてSHの層の厚さを感じる。 |
MF | 高萩 洋次郎 | 7.0 | 復調の兆しを見せた前節を上回る、昨年の今頃を思い起こさせるプレービジョンと精度の高さを見せた。この内容が続くようなら、ついに「役者が揃った」とも。 |
MF | 橋本 拳人 | 6.0 | 力強い守備と、カウンターへの参加。高萩の復調とを歩を合わせるかのようにプレーエリアが広がっているのを見ると、チームスポーツだなぁと感じる。 |
MF | 東 慶悟 | 6.0 | 大森(も久保)もそうだが、コンパクトネスな陣形から守備では少し飛び出して外をケアし、奪ったら即座にカウンターへ加わり、また守備へ。今季のSH陣には頭が下がる。 |
FW | ディエゴ オリヴェイラ | 7.0 | 決勝ゴールで得点ランクトップタイへ。かつ、ゴールだけではなく守備面も昨季以上の貢献度。これで4試合連続ゴール…って、お子様生まれてから?Obrigado,Bebe! |
FW | 永井 謙佑 | 6.0 | ボールを持つようになった後半はやや存在感を失ったが、カウンター中心だった前半はいくつかチャンス創出。分かっていても、そのスピードは止まらない。 |
FW | ジャエル | 6.0 | 前節の低調さを取り返す内容。後半のように「ボールを持って押し込んだけど…」で失速した昨季と同じ徹を踏まないようにするために必要な戦力。 |
MF | ナ サンホ | - | 結果、この日はクローザー投入。水曜のルヴァンでまた暴れてもらいましょう。 |
MG | 長谷川 健太 | 6.0 | 堅い試合展開の中、前半はカウンター、後半はボール保持と、同じ試合で違う側面を見せた。確実に、チーム力は高まっている。 |