6月に入りました。早いもので、新馬戦も今日からスタートです。先々週のオークスは勝ち馬のその強さに感服し、先週のダービーはこれぞ「悲願」という感動的な結末を迎えましたが、さて来年の今頃はどうなっていますやら。その前に、目の前のレースをなんとか当てたい!
◎ 06.マルターズアポジー
○ 11.サトノノブレス
▲ 08.ストロングタイタン
☆ 04.テイエムイナズマ
△ 02.トリオンフ
△ 07.ナスノセイカン
△ 09.タツゴウゲキ
夏の開幕週ということもあってか、スピード寄りの戦績・血統を重視したいレース。
本命はマルターズアポジー。戦績はいまさら説明する必要もありませんが、マイルのスピードにも対応できる中距離タイプ。血統も米国型×米国型。そして、なんと鞍上は武豊J。
武Jは昨年ステイインシアトル、13年トウケイヘイローでこのレース逃げ切りを決めていて、その他の年も含めると、なんとここ5年で4回逃げています。相手はG3にしては骨っぽいですが、武Jの感覚で上手く逃げが決まれば、後続は影を踏めないと見ました。
で、マルターズアポジーが逃げ切りを決めたレースを振り返ると、2,3着に先行馬がそのままなだれ込むケースが目立ちます。溜め逃げではなく澱みなく道中引っ張るので、差しに賭けたい馬はなし崩しに脚を使って伸びないのでしょう。
そう考えて、対抗はサトノノブレス、3番手はストロングタイタンの池江厩舎2頭。サトノノブレスは速い上がりを使えない一方、消耗戦に強いディープ産駒。大阪杯は全く意味不明の騎乗で15着なので度外視可能で、2走前は展開が味方したとはいえ、まだ走れるところを見せました。このレースは一昨年1着。積極的に番手を取りに行ってくれれば。
ストロングタイタンは近走正直物足りないですけど、米国型×米国型の血統はいかにも開幕週には合いそう。こちらも変に溜めずに、前目で積極的に競馬ができれば面白いかと。
大穴はテイエムイナズマ。このレースは過去5年で父サンデー系×母父米国型の馬が出走頭数の割には複数好走していて、今回該当馬はテイエムイナズマだけ。さらに、昨年1着ステイインシアトル、3着マイネルフロストはダンチヒの血を持っていて、これまた該当馬はテイエムイナズマだけ(母父Danzig)。ダントツのシンガリ人気ですけど、血統面では一番買いたいですね。
押さえは残る人気馬たち。なんですが、ここ2走上がり最速の脚を使って連勝し1人気を争っているトリコロールブルーは、マルターズアポジーが好走すると見ている人間からすれば、一緒に馬券になるイメージが湧かないところ。3着くらいはあるかもしれませんが、中途半端に押さえるくらいなら消してみます。
馬券ですが、馬単月間は終了。ちょっと軍資金は増えてしまいますが、まずワイドでこのレースのプラスを確保する。で、3連複で乗っかりを期待し、目論見どおりに決まった時に3連単でハネも狙う。そんな買い方です。3,000円です。
買い目 ワイド ◎-○▲ 各700円 ◎-☆ 100円
3連複 ◎-○▲-○▲☆△ 各100円
3連単1着付け ◎⇒○▲☆ 各100円