続々々・メガネのつぶやき

主にFC東京、サッカー、当たらない競馬予想の3本立て。思ったことを、思ったなりに、思っただけ。

データは嘘つかな・・・い?

 首位叩きに成功したミッドウィーク。しかし一方で、広島戦前にこんなツイートをしました。

 

 

 それもそのはず、6勝1分3敗は良くやってると思いつつも突き抜けているわけではなく、16得点11失点もどう評価するかは見方が分かれる数字。スタジアムの雰囲気は抜群に良くなってきていて、私自身もポジティブな空気側にいますが、それでもいつどうなるかは、連戦が続くこともあって楽観的ではいられず。

 そんな、10試合を終えたところの数字をフットボールラボ(http://www.football-lab.jp/)から拾ってみて、簡単にではありますが、その数字に対する私見を書いてみようかと思います。

 

 まず、ザザっとフットボールラボ内の数字を抽出。

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 色付けしたのは、リーグ平均より低い(少ない)スタッツ。もうこれを見ると一目瞭然、「ただひたすらに、シュート成功率高い」だけ。パス数はリーグ平均より80本以上も少なく、クロスもドリブルもボール保持率も、相手陣30m以内進入回数もペナルティエリア進入回数も2ケタ順位。それは、次の表もそうでして。

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 シュート数のみならず、攻撃回数(何らかの形でボールを保持してから、相手にボールが渡る、あるいはファウルやボールアウトになり攻撃が終了するまでを1回と数える)もリーグ下位。だけど、ゴール数はリーグ2位で、シュート成功率はダントツの1位(2位長崎が12.1%、3位神戸が11.5%)。ただとにかく、決めてます。

 守備面もそう。タックル、インターセプト数は2ケタ順位で、しかしクリア数はリーグ平均以上。なんとなく、数字だけ見れば押し込まれていて最後なんとかクリア~という印象を受けそうで、実際被攻撃回数はリーグ平均より多い数字、かつ被シュート数、被ゴールも並。いやはや、どうしてこれで勝率60%でいられるのか。「少ないチャンスをしっかり決めています!」とは繰り返し言いますが、それでもピンと来ないのが正直なところです。

 

 目線を変えて、パスの数字も拾ってみました。

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 全チームのパス総数、ロング・ミドル・ショートパスの距離別本数&割合です。色つきは、それぞれの項目でのトップ3。

 パス総数はなんとなくイメージどおり。しかし、川崎、名古屋がショートパス割合60%超えなのに対し、横浜はショートパス割合54.3%で、むしろミドルパス割合トップ。これが何を示すかは…話の本筋からズレるので止めますが、仮説はあります。まあ、その辺は横浜ファンの方どなたか、解き明かしてください。

 さて、東京。…特徴ありませんね(苦笑)。強いて言ってもロングパス多めかな?ぐらいで、チーム全体のパスにおける狙いがパス数・割合からはっきり読み解くことはいささか難しい状況です。

 ただ、パス交換ランキングを見てみると、ある男の貢献が浮上します。

1位 小川 ⇒ 東 62本

2位 東 ⇒ 高萩 55本

3位 東 ⇒ 小川 51本

4位 高萩 ⇒ 東 46本

4位 室屋 ⇒ 大森 46本

  以上がトップ5ですが、なんと1位から4位までに東がズラリ。また、ラストパス数11本もオリヴェイラと並んでチームトップタイで、アシストも2つ。その上で、3ゴール(シュート12本で成功率25%)を挙げ、走行距離と出場時間(林を除く)までもがチームチップ。とんでもない働きぶりを見せています。東様々です。

 

 となると、もっと奥深いデータが見てみたいところで、(一般のファンは)見られない数字が影響していると考えるのが筋。で、広島戦はそんな一歩奥の数字が見られた試合だったように感じます。

 その1つが「シュートに至るまでのパス本数・時間」。1点目は10本以上のパスが繋がった流れからオリヴェイラがPKを得ましたが、2点目は敵陣でボールを取り返してからパス2本、3点目は自陣でボールを回収してからこれまたパス2本。そりゃあもう、至ってシンプルです。

 振り返れば、清水戦も敵陣で奪ってパス3本、鹿島戦の2点も、基点となった橋本のパス位置は相手ゴールからおよそ65m離れていながら、室屋のシュートまで要したパスはたったの2本、G大阪戦の1点目はチャンのフィード⇒オリヴェイラフリック⇒永井シュートからのこぼれを東と、少ない本数、短い時間でシュートまで持っていけている場面が目立ちます。

 端的に表現してしまえば「カウンター」なんでしょう。それを狙うべく、前からプレッシャーをかけることを今は続けています。しかし、敵陣で取れなければ威力半減…ではなく、自陣からのロングカウンターも仕掛けられています、日に日に。

 それは、前線の2枚がオリヴェイラ&永井でフィットしたことが大きな要因なのでしょうけど、それをきっちり10試合で形にして見せた長谷川監督の手腕は大いに評価されて然るべき。そのおかげで、序盤は疑問符もついた室屋が一気に躍動し、ガンガンタイプの小川が太田を押さえて地位を不動のものにしつつあるわけですし。

 また、ここに来て取りざたされていますが、橋本が安間塾のもと、最終ラインの前であたふたせずボールを受けて、止めて、捌けるようになったことも大きく、その成長を受けて、高萩と橋本の役割分担を明確にした(高萩は攻撃時、より高い位置でプレー)長谷川監督の判断も見逃してはいけないかと。

 その分、カウンターにはあまり適していない印象もある太田や前田が、起用されてもあまりしっくり来ていない副作用は出ていますが、そこは長谷川監督がどうこうよりは、彼ら自身がどう振る舞うべきか考える問題で。本来は、米本や富樫含めて一度Jリーグでスタメン起用してみて--それこそ名古屋戦か神戸戦で--どういったプレーを見せてくれるか、実践で試してみても面白いのかなと。

 

 と、途中からあまりデータが関係ない、とりとめないエントリになってしまいましたが、今年冒頭に自分が書いた「勝っているうちに強くなる」を地で行ってくれている現状が、嬉しくないわけがなく。これがいつまで続くか分かりませんが、今はまだ、この久々に味わう感覚に、ただただ身を委ねていたいと思っています。

 

 

【以降、4/27追記】

 少し追加オーダーをいただいたので、フットボールラボからもう1つデータを集計しました。

 フットボールラボ内で「15分ごとの支配率及びシュート数」が集計されていまして、それをまとめてみました。

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 結構酔いどれで帰ってきてこの文章を書いているのでこのデータを基に何か言えるか、今日の私はまとめられないので(笑)、だれかいじくってください。

 とりあえず、前後半の開始15分で全15ゴール中13点を決めていること、その結果、特に前半は支配率が落ちている≒自陣でしっかり守備をすること、ひいては、全体的には支配率がリーグ下位だけど、ボールを持てているときに≒パワーをかけているときにゴールを奪えていることは明らかになったかなと、